宮台真司襲撃の事件についてはもう少し詳細が明らかになってから記事を書こうと思っていたが、「通常通り配信してください。言論の自由は、そのようにして守られるものだからです。犯人の目的が、言論の萎縮であれば、こちら側としては、いささかも萎縮するわけには参りません」とのことなので、その対談動画を私も掲載させてもらうことで意思表示としたい。
なお、ここで語られている自力救済や共同体崩壊とその先に惹起する状況については、短絡的な自己責任論(=短絡的な自力救済論)が社会のイノベーションすら停滞させるという「自己責任論が生んだ『ゼロリスク世代の未来像』」、「ファスト教養」に絡めた「他者を出し抜いて自分が生き延びればそれでよし。社会の変革?何それ美味いの?」、価値観が多様化して共同体も崩壊しているのに相変わらずムラ社会的作法をやめられないという「今の社会に同調圧力は多分にあるが、同朋意識は希薄である」、そしてそんな生きづらさの中で多くの人は「bot>人間」という発想に移行していく=さらに共同体解体が進み、少子化は止まろうはずもないという「人間やめますか?人生やめますか?」の記事などで縷々述べてきたので、ここでは繰り返さない。
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