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フラグメント38:主にひぐらし関連

2008-06-26 18:15:44 | フラグメント
ひぐらしの真相を批判する~推理という観点から~」よりメガロマニア、物語の破綻への言及へ向けて。なお、ネタバレを多分に含むので注意。


大災害その後
罪と罰、贖罪のバランスを細かく問うのはナンセンス。憑落しのTIPS。悪魔の脚本がもともと罪編のであり、憑編としてはありえないこと、またこれも魅音の生存からして憑のではないと断言していい。とすれば、魅音が生存している盥編しかない。てゆうかハムスターはヒントにならんだろ。血痕のある帽子で見極めた?でもそれなら、どうやってハムスターのとこまで辿り着けたのか(厄は偶然っぽい)?祟編の虫とハムの対比?抹殺から逃げてきた(厄を想起)?狙いに注目したが早い→大きな陰謀の暗示、起こってしまった後ではどうしようもないことを強調?


<社会の多様化…共感の記事>
団結に関するイデオロギーとバイオポリティクス。お両の宣言(だから園崎天皇でないと意味なし。明王だと恐いだけ)と雛見沢症候群(生理的)…その症候群を意図的に団結に利用しようとする点が重要。ミッシェル・フーコー、規律訓練型(規律の内面化、イデオロギー)と環境管理型(マックの椅子、中央線のない道路は事故が減る)。制限速度を表示してスピードを落させるのは具体的な指示によって精神に訴えること。中央線(境界線)をなくして慎重にさせ、スピードを出せないように仕向けるのは環境管理。精神に訴えるかそれ以外(生理的なもの)に訴えるか。エスカレーターの自由と秩序


<罪編で言及の集団幻想>
憑落し編あまりの出来の悪さ(筋立ての稚拙さ、論理の飛躍の数々)が、かえって違和感の萌芽を生み出す→頭がおかしい、症候群。出来そのものと意味・効果は違う。TIPSや鉄平襲撃のあまりの稚拙さを思えば、狂い過ぎへの違和感あるにしても、計算付くと考えるのは無理。「大災害その後」狂ったレナ視点による解明のため、第三者による補強が必要?セーラームーンと英作文、サブカル/ハイカルの境界線のゆらぎ、宗教による抑圧…欺瞞の忌避と悪想念抑圧のダブルスタンダード、欲しがらない子、ラクロアンヒーローズは稼いで得た、与えられるからごねる必要がないだけ?執着心のなさ、寝たら忘れる


<横書き縦読み>
情報を整合するのか並列化するのか。作者自身の言葉「重ねて見る」。舞台(二次創作)の意識との関係…枠組みの維持、荒唐無稽さの回避、宵越し編のわかり辛いネタを入れる脳みそが変色。自分にも普通の側面があるのだ、というエピソードが書きたいんです。狂気が風景にならないためにも。その欲求のあり方自体が、むしろ「普通」の流通を認める結果になりはしないだろうか。つまりあなたは普通を乗り越えたにもかかわらず、他者が普通に縛られ続けているとあいも変わらず思っているわけです。しかし、それは自分に跳ね返ってくるのではないでしょうか?
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