
ハローエブリニャン!ハワユーファインサンキュー!
というわけで(何がだ)、今回は「名曲紹介」シリーズの続きでやんす。
21.Danny Boy
これは最初からプレイヤーに入っていた曲。デフォルトつまり自分の趣味で入れたわけではないから消したものも多く、これは残った数少ないものの一つだったりする(ちなみに元はアイルランドの民謡なんだそうな)。実家では親がダニのことを「ダニーボーイ」と呼んでおり、そういう歌があるらしいとだけ認識していたwそれとドラクエ5の「ダニー」のイメージで勝手にアグレッシブな印象を持っていたんで(笑)、社会人になって初めて聞いた時に驚いた記憶があるw
22.Dawn
「ひぐらしのなく頃に」より。綿流し編の「真相解明」シーンで初めて流れる曲。カタルシスを得る場面の盛り上げとしてはいいのだが、いささか音量バランスが悪くてよく音割れするのがたまにキズwそれにしても、こういう話に聞き入って没入する感動的シーンできっちりミスリードを仕込んでおくあたりが、初期ひぐらしの真骨頂とも言える(綿流し編のみならず暇潰し編もそうなので、さすがに二回続けば確信犯なことに異論のある人はおるまいて)。まあ「ひぐらし賽殺し編再考」の内容がある程度当たってるのなら、作者はそのナイーブさを承知の上で、それでも絶望が先に立って動機付けが担保できない状況のまま終わらせる訳にはいかず、解答編をあのような展開にしたってことなんだろう。まあひぐらしの話はまた何度かする機会があるだろうから、今回はこの辺で。
23.Dejavu
LUNA SEAのファーストシングルより。元はウエッキーとカラオケに行って知った曲である(確か奥さんも一緒に大泉のカラ鉄へ行った時だったハズ)。適度なスピード感があってノリが良く、しかもキーが高いわけじゃないので歌いやすいという優れものでありまして(笑)、当然コピーを得意とする俺は早速パクったわけですがwなお、歌詞にある「未来過去今人々のドラマ シナリオはいつもDejavu」というフレーズが特にお気に入り(´∀`)
聖剣伝説3より。マナの剣を抜く印象的なシーンで使われているが、この後はシャキーンと決めるのかと思いきやちょっと腰砕けな展開で苦笑した記憶がある(確か「抜いたはいいけどどーすりゃいいのよ」とか慌てるんじゃなかったかしらんw)。プレイ当時は中学2年生だったが、ユウヤ、西といった同級生たちと色々なネタで盛り上がったものだ(「血、死、呪、死」とかねw)。あとは従兄弟のコンドームとシャルロットの真似(=あんたしゃんだれでちか?)をしてみたりと、まあくだらんことばかりやっておったなあwちなみにあたしゃ格闘ゲームもRPGも肉弾戦&ゴリ押し型なので、野郎どもを好んで使用しておりましたw夜のケヴィンの使い勝手のいいことと言ったら!あ、つーかよく考えたら俺3しかやってねーじゃん。うーむ、暇ができたら1,2にも手を出してみるか・・・(´∀`)なお、聖剣3はこれ以外にもMeridian Child、Decision Bell、Powellなど名曲ぞろいである。
25.デビルマンのうた
原作は40年以上前に発表されたものだが、映画化とかもされているので、まあ名前くらいは聞いたことがあるんじゃないかと。ところで、歌からしてもアニメ版は異色のヒーローであることが強調されており、それである程度説明がつくように思える。これだと、同時期の「仮面ライダー」なども合わせて「ウルトラマン」のような「外側」からやってきた超人的な正義の味方との差別化(=アメリカ?)といった図式を思い浮かべるだけだが、実はデビルマンの原作はアニメとかなり異質である。まあ詳しい内容は原作を読んでもらうとして、「悪魔化」は人間の内面的問題によって生じるとの勘違いから生まれる悪魔狩りと拷問・惨殺は、歴史的に言えば「らい病」患者やユダヤ人、黒人の差別といった事例を想起させる。それだけでなく、遺伝子分析の発達が、優生学的な差別を今後生み出す原因となるばかりでなく、今日的な差別を(隠然とであれ大っぴらにであれ)正当化する材料となりうることを示唆しているように思える。
まあ今回冒頭に掲載した画像はその人間の様にデビルマンがブチ切れる場面なわけだが、重要なのは、これらの人間たちが差別のカテゴリーから外れた対象に対してはしばしば「いい人」であることだと俺は考えている(余談だが、「空の境界」の荒耶宗蓮などがあんな感じになっちゃった経緯もデビルマンと似ている)。前にフランクルの『夜と霧』を批判した記事を書いたけれども、端的に言えば善人と悪人が二項対立的に存在するといった認識こそが、事象を教訓たらしめることを阻害する最悪の要因に他ならないのである(まあ人間は自分自身が「悪人」の側になるかもしれない、とは思わないわけでね。この点はそもそも「善と思いながら悪をなす」というか、善悪の多様性の問題とかが関わってくる)。俺が最近抽象的な話をしていると感じる読者もいるかもしれないが、それらは(あえて言えば)40年も前の漫画ごときにすら書いてある話なのである。
・・・ていゆうのを踏まえれば、俺が勧善懲悪的な内容やその他ジャンクな作品に退屈や軽蔑を通り越して怒りすら覚えること、またそれを隠そうとすらしないことも多少は理解できる・・・かもしれませんなヽ(。∀゜)ノちなみに他にも理由はあるが、それは成ル談義の続きで書くことにしますよと。
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