というわけで岐阜市の空洞化とそれに対する様々な歴史・施策に関する動画でございます。いやはや、空洞化については我が故郷の熊本もヤベーからなー。合併して政令指定都市にはなったけども、中心部は下通りこそまずまず人はいるが、上通りは死亡遊戯状態で、熊本駅付近もドえらい開発した割に人の動きの変化にそこまで繋がってない(データで見てるわけじゃないので印象論ですが)。
むしろ光の森のある熊本市に隣接する(菊池郡)菊陽町付近は新しい店が林立する空間がどんどん拡充していっている感じで、この岐阜市の紹介にもあるように郊外の発展の方が目覚ましいと感じられる(ちなみに光の森に近い武蔵丘付近は塾銀座でもあり、これは市場性を反映しているだろうから、生徒が多い=30~40代の夫婦が多くて将来性の感じられる地域となっている)。
ちなみに、父親の実家がある八代市はゆめタウン(ショッピングモール)ができてその付近は発展しているが、八代城跡周辺の旧城下町は完全にシャッター商店街化している・・・
みたいなことを帰省して変化の有無を見る度に思うので、非常に興味深く拝見させていただきました。
ごくごく一部を除けばこれから人口が減る街ばかりだし、しかも不景気が劇的に変わる見通しもないので都市部流入は避けがたいし、高齢化は進むしで本当二重苦三重苦ですわな。じゃあ社会の変化はと言うと、フレックス制もそこまで広がらず(個人の努力で通勤ビズw)、テレワークの導入も遅々としており、有休消化も法制化でようやく促進されるような現状では、「会社や自宅を都市部に構えるメリットがないため地方に居住する」というスタイルが広がるのは相当時間がかかるだろうし、そもそもそれを期待して地方に行ったのに、今度は仕事以外の様々な制約がわずらわしくて都市部に戻ってしまう・・・ということもある。
以上を踏まえると、地方都市は多少傷みを伴いながらどうダウンサイジングするかって話になるんだろうけど、元号が変わることで何かが変わるなんて非現実的なことを期待する前に、こういう現実的なとこに目を向けていくべきなんじゃあないかね(それじゃあ天変地異が起きたんで、天が怒ってるっぽいから元号変えますわ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル・・・てのと大同小異じゃん→cf.「樊城の戦い中編」)。
なんてことを思ったムッカーでありました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます