デスエクスタシー

2009-08-05 19:07:21 | 不毛
熱湯の痛痒感は理性を失わせるほどの快楽を生むことがある。


特に首筋(後方斜め45度)へキツイやつをかけた時は、思わず爪先立ちになってしまうほどである。


しかし実はこの「キツイやつ」というのが曲者だ。


なぜなら、快楽というものには底がなく、常により強い快感を求めてしまうものだからだ。


そうして温度を上げていると、いつの間にか以前の刺激では満足できなくなってしまうのである。


こうして今では、かなりの熱湯に依存するようになっており、火傷スレスレのところまで行くこともある。


ひどい時には、もはやそれが自罰ではないかと思えてくるほどである。


あるいは、自らの身体を熱湯で「消毒」でもしているつもりなのだろうか?


答えはわからないし、正直どうでもいい。


確かなのは、この快楽が決して止めれないほど甘美であるということ、ただそれだけである。
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