
霧に包まれたバス停を見れば、山に登るとどんな状態なのかは予想がついたが、果たしてそこには濃霧と巨大な城が待ち受けていた。
城内見学ツアーがセットになっている券を買い、先に進む。
現在のホーエンツォレルン城は19世紀に建てられたものであるため、それほど古く感じられない部分も多い。ハイデルベルク城を見た後なのもあって、その印象は非常に強くなる(まあ今でも実際に使われているってのもあるだろうが)。
とはいえ、
霧に包まれていることにより神秘性が増し、あたかも「魔の山」か何かに迷い込んだかのようである。最初は城からの素晴らしい景色が見れないだろうことを残念に思う気持ちもあったが、ことここにきて、むしろこのタイミングで城を訪れたのは僥倖ではないかと感じるようになっていた。
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