こはいかに、かくては勃ち給へるぞ、物の憑き給へるか・・・こいつはグレイトにシコルスキーな絵柄ではなイカ😍?
かつて我々は遣唐使や遣明使などで大陸の文物を取り入れ文明・文化を成長させたが、21世紀になった今、我らがタオを中華文明が自家薬籠中のものとしつつあることがこれで証明されたな🤔
というクソ適当な話はさておき(そもそも日本のアニメはディズニーの影響を受けて云々で別にオリジナルでもない)、絵柄がドストライクなのでDemo版をプレイしてみた。
操作はシンプルで、敵の攻撃に合わせて上下左右を入力し、あとは敵が疲れたらそこをフルボッコにするという仕様である。いやまじでよく思うけど、複雑なシステムは別にいらんのよね~。適度なインタラクティブ性とクリアのご褒美としてのエロス、これ最強(ゴリラ脳)。
ちなみに会話も「だが断る」など知ってるネタのオンパレードで、
これでもうお察しという感じだろうが、北斗神拳ならぬ男斗性拳(おすとせいけん)伝承者で、名前はケンシロウならぬ全射郎(ぜんしろう)となっており、さらにビジュアルはケンシロウの表情+リュウの出で立ちというハイブリッド式(悪魔合体とも言うw)である🤣
まあアダルティーなヤツがメジャーコンテンツをネタにするのはよくあり、タイタニックならぬ「パイパニック」など枚挙に暇がないが、二次元関係についてもドラえもんならぬ「マ〇えもん」だとか、北斗の拳についてもエロゲーの「乳はShock!」なんてアホゲー(バス斗神拳は秀逸すぎやw)が存在したのであって、そういった不毛のエートスを正しく受け継いでいると言うことができるだろう(・∀・)まあエロ(性)とパロ(笑)は深く結びついているからしょうがないね😛
今はDemo版なので冒頭画像の一人と戦うことしかできないが、完成版は五人のキャラが登場する(明らかにモ〇ガンなのとか色々w)ので、まあやってみようかと思っている次第である(てかエロゲーはeuphoria以来か?)。
さて、ちょっと別の視点の話もしておこう。女拳はともかく「主義」って何やと気になって調べてみたら、「女拳主義」ってのがフェミニストのネットスラングらしい(だからF-istなわけね)。これがわかると、全体の構成も大変クリアに見えてくる。たとえば、
1:女性が強くなって男性が虐げられている
「女性は声高に権利主張をしてそれが取り上げられるが、男性の権利主張は等閑視される」というよくある主張を想起
2:1と関連するが、殴っても女性の身体には大きなダメージを与えることができないので、服にダメージを与える
言葉で勝てないから暴力に訴える、つまり強い男性が弱い女性を虐待する話ではないですよ~てことね。かなーり苦しいがwてか服に身体にダメージはいかないが服はボロボロになるってご都合主義すぎる設定もまた突っ込み待ちなんやろな~😅
3:奥義の内容を見ると、「女性にモテたいのにあいつらが俺たちに振り向いてくれないのが悪い」的なルサンチマンでないことを暗示
「技」として突然告白😅→相手が動揺しなぜか承諾😅→「だが断る」😮→「なんでー!」てなってる相手に止めを刺す🤣
みたいな感じで😛こういう現実社会をネタにしつつも割とダイレクトめにぶっこんでくるあたりは(昔は日活ロマンポルノとかあったけど)今の日本にはない感じがして、さすが『金瓶梅』や『儒林外史』なんかを残した国やでと思う。
さらに踏み込んで言えば、以前自分が書いた「恋愛ADVの主人公が鈍感である理由」では、自分が積極的に行動しなくても相手から言い寄られる構造に臆病な承認欲求(それがますます悪化・一般化している様は「Needy girl overdose」でよく表現されている)が見て取れると書いたが、この「女拳主義 F-ist」では(Demo版を見る限り)別に女性と付き合うとかパートナーになるといった話ではなく、男性の虐げられた地位からの脱却という話で、そこには相手からの承認を求める志向はなく、むしろそこへの嘲笑と敵意(ありていに言えばミソジニー)が読み取れるように感じた。
まあ中国に限らず日本や韓国といった東アジア社会は、儒教的家父長制の重圧から男女ともどのように脱却していくかというのが問題になっているんだけども、明らかに明白な制度的不平等が存在する女性からの訴えは取り上げられるが、家父長制の遺風に苦しむ(特に弱者の)男性からの訴えは軽視されがちという事情などは考慮しておく必要はあるだろう(ここには同情に偏りがあるという問題が存在しているが、差し当たっては『共感という病』などを参照)。
てなことも書いてみたが、実際(エロスだけでなく描写の特徴としても)全体がどうなっているか気になるので、ロットアップされたら確実にプレイしたい作品である。
お前はもう・・・買っている!!
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