久々に後輩たちと「ぶち」で飲んだ後、久しぶりの徹カラに行った。
体力的なものもあり、また喉が死ぬ可能性も考慮して、最初はブルーハーツの「青空」あたりで慣らしていたが、少しづつレベルを上げようとミスチルの「another mind」を入れたところで、隣にいたやつが「マニアックだなあ」と一言。えっ、てゆうか知ってんの?「これVersusに入ってるやつですよね」…いや参った。まさか6最年下のやつ(以下Kと表記)からこの返しがくるとは!てゆうか君いくつよって、それは俺もよく言われるかwさらにDistanceを知っているか確認してみれば、「Kind of Loveの6曲目でしたっけ?」ときたもんだ。こりゃ単に好きってレベルじゃねーなと聞くと、どうも8cmのシングルを集めて回ったりしていたらしい。そりゃホンモノだわ。俺もそこまでの情念ないしね。それからしばらくは「深海」のメッセージ性を話たり、「そういやクラスメイトは何でしたっけ?」「ああそりゃあ“Atomic Heart”だな。“Over”に到る流れが最高だよね~」などと大盛り上がり。曲も完全にミスチル縛り状態で「掌」、「くるみ」、“youthful days”、「マシンガンをぶっ放せ」、「シーラカンス」、「デルモ」などが連鎖し、「ミスチルだけで余裕でオールできるわ」とか言ってみたり。
その間、もう一人のヤツは「名もなき詩」や「シーソーゲーム」、“innocent world”などで何とか流れに合わせようと努力している。いかん、これはやりすぎや…と他の曲を模索。Kはミスチル以外にもサザン、B'zもバリバリいけることがわかったが、それにしてもB'zはB'zで“Frieds”の「恋じゃなくなる日」が好きだというコアさを披露し、かつYou&I、hole in my heartなど渋めのところを歌いこなすとは(歌の後、前者は最後の持っていき方が最高とまたまた盛り上がる)……俺も「キレイな愛じゃなくても」などで応えるが、いやはやレベルが違うわな。
その後はアニソンなども入れつつ進んだが、Kは後半戦に入って前回も炸裂したマキシマムザホルモンを解禁。“F”や「絶望ビリー」を歌う。てゆうかマキシマムを一人で通して歌って、しかもリズムや裏声、デスボイスなどの全てが完璧ってどうよ?もはや人間技とは思えず、Fを聞いている途中から笑いが止まらなくなって大変だった。しかも、Linkinの“Numb”などは魂を込めて歌いこなしている。カラオケで感動したのは古い友人の「瞬きもせずに」やpieces以来だろうか…
これだけハードな歌を歌って徹カラをているにもかかわらず、水を一滴も飲まずにいてこのパフォーマンス…質は違うが、古い友人に続いて金を払ってもカラオケを聞きに行きたい人物が一人増えたな。それにしても、ミスチルやB'zなどについてこれほど語れ、しかも魂の唄を聞かせてくれる人物を発掘できるとはね…これを僥倖と言わずして何と言おう。
久々の徹カラは、こうして最高の感動の中終わった。その時の高ぶりは、思わず料金を全額(5千円)おごってしまったと言えばわかりやすいだろうか。まあこれほどの感動を味わうための場代と思えば痛くもないさ。にしても、年内にもう一回ぐらい行きてえな……
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