以前自己の統一性の欺瞞について述べたが、この「自己の統一性」なるものに対する疑いは、人間の「本質」に関する諸々の見解への疑いから始まった。
その発端は、高校一年の倫理の授業に遡る。中国思想のところで孟子の性善説と荀子の性悪説は、それぞれが人間の本質が善である理由と悪である理由を挙げていた。性善説の理由は「井戸に落ちようとする子供を助けようとする行為」であった。あいにくと性悪説の方は覚えていない . . . 本文を読む
昨日千葉に引っ越した友人から「晩飯を食おう」と電話がかかってきた。千葉に行く機会など下手すりゃこれから一生無いので、新居見学も兼ねて遠征することにした。
駅から20分くらいかかるということでバスも勧められたが、歩くことにする。せっかく来た街を歩かないのは、図書館に行って本を読まないようなものだ。家に向けてふらふら歩いてみるが、なかなかいい街のようだ(ところで高田馬場や板橋もそうだが、街が馴染むか . . . 本文を読む
書くということは、完成した何かを機械的に紙などに表すことではなく、自分の考えていることをまとめたり、あるいは自分の意識していなかったことを形あるもとして引きずり出す行為に他ならない。これに昔読んだ英文の一部を載せてみる。当時はピンと来なかったが、今ではその主張と効果の正しさを実感できる。
There are other reasons for learning to write ― less . . . 本文を読む
CLの予選は特に波乱も無く(リールは波乱なのかな)終わったようですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか(意味不明)。俺としてはマンUのスコールズが活躍しているようで嬉しい限り。マンU自体も、ファーガソンが率いて以来最強とまで言われているらしいし、ぜひ王者に返り咲いてほしいものだ。
ところでスコールズといえば、二年前のトルコ旅行を思い出す。トルコ人とカイセリの街を周っているとき、サッカーの話にな . . . 本文を読む
さっき、突然昔のバイト先から電話がかかってきて、麻雀の誘いあたりかと思ったら全く何の説明もなしに「SEIYUでマーブルチョコ20本買ってきて!」……て、はぁ?
さすがにしばらく硬直し、俺の家の近くのって意味か?と思いつつ「SEIYU…ですか?」と答えれば、「そうそう。知ってるだろ、SEIYU」ときたもんだ。そりゃー知ってはいるけどさ。……ああそうか、バイト先そばのってことね。ここまで来ると、さ . . . 本文を読む
ZZガンダムで気になった要素の一つが、リィナの死に方だった。途中モビルスーツが小屋に落ちたことで彼女は「死ぬ」のだが、この時死に方があまりにもあっさりしていたのだ。まあ「実は生きてました」というオチのためにこんな演出になっているのだろうとは思っていたが(結局そうだった)、もしかすると何か特別な意味があるだろうか?と少し期待しつつ考えていた。
アニメに限らず(特に)味方の死というものは、いまわの . . . 本文を読む
「ボゲードンの朋友」にして長いのでさすがに飽きました(由来になってるライアー関連の記事も書いてないし)。
ここいらで変えさせていただきます。
もう名前は考えたので今週中くらいには変えま~す。一応ご報告までに。 . . . 本文を読む
『罪と罰』を読むつもりが紆余曲折あって『海辺のカフカ』に。
まだ上巻の半分くらしか読んでないが、それでもひぐらしを連想させる要素がところどころに見えた(軍、毒ガス[?]、伏字など)ので、その関係について少し考えてみる。まず両者が出た時期を調べると、ひぐらしが2002年8月、カフカが2002年9月(上下巻とも)でほとんど同時期であり、少なくとも鬼編に関して影響はないと考えるほうが自然だ。とは言うも . . . 本文を読む
今日は代休なのだが、いつも働いている時に家にいるのはどうも調子が狂う。おかげで一時くらいまでは無駄に時間を過ごしてしまったorzそしてこの代休の結果、12/19~12/31まで休みなしというのが恐ろしい。まあ年末家にいても暇だし、みんなが海外旅行に出たりテレビ見てる間にガリガリ稼いでやるぜよ!
まあGWまでロクに使う暇ないけどね、ひひ、ひ。 . . . 本文を読む
やっと観終わった。今年中を目標にしてたからとりあえず一つ仕事(半分は義務感だったのでこの表現はあながち大げさでもない)を片付けた気分だ。これにて初代ガンダムからVガンまでは全部見終わったことになる。後のやつは正直どーでもいいので、暇な時に∀を観て多分ガンダム遍歴は終わりだろう。
というわけで、忘れないうちに感想を書いておく。全体として言えば、「グダグダ」なのだが、それについて延々と書いても単なる . . . 本文を読む