やっと観終わった。今年中を目標にしてたからとりあえず一つ仕事(半分は義務感だったのでこの表現はあながち大げさでもない)を片付けた気分だ。これにて初代ガンダムからVガンまでは全部見終わったことになる。後のやつは正直どーでもいいので、暇な時に∀を観て多分ガンダム遍歴は終わりだろう。
というわけで、忘れないうちに感想を書いておく。全体として言えば、「グダグダ」なのだが、それについて延々と書いても単なる . . . 本文を読む
さっきまでカラマーゾフを書くつもりだったが、以前から構想にあったものが突如まとまったのでこちらを先に載せることとする。
過去の自分とは、よく見知った他人である
幼児期(小学校就学前)の性に関する体験は様々な形で記憶に残っているものと思われるが、その中で、あまりの強烈さと不可解さゆえ鮮明に記憶されることがある。俺の場合、それは五歳の時に起こった(注1)。
熊本市の姪御橋近くにある病院において . . . 本文を読む
オイディプス三部作とは、ソフォクレスの「オイディプス王」「コロノスのオイディプス」「アンティゴネ」を指す。まあ内容的には最後にあたる「アンティゴネ」が「オイディプス王」より前に発表されており、しかも一気に作られたわけでもないので、厳密には三部作とは位置づけられていないらしいが…(「アンティゴネ」の訳者、呉茂一の解説による)。と細かいことはさておき、これに関する感想を簡単に書いておこう。なお、私が読 . . . 本文を読む
『カラマーゾフの兄弟』(原卓也訳)を、風邪のせいもあって二週間もかかってしまったが、何とか読み終えた。というわけで、誰も読んでいない時間帯を承知での読了宣言をしておく。
下巻を読みながらメモを書いたので、近いうちそれに従って感想なりを載せるつもりだが、以前チェーホフの「ワーニャおじさん」について書いたときは自分でも予想しないほどの分量になってしまったので、果たして2000p近いカラマーゾフはど . . . 本文を読む