『罪と罰』を読むつもりが紆余曲折あって『海辺のカフカ』に。
まだ上巻の半分くらしか読んでないが、それでもひぐらしを連想させる要素がところどころに見えた(軍、毒ガス[?]、伏字など)ので、その関係について少し考えてみる。まず両者が出た時期を調べると、ひぐらしが2002年8月、カフカが2002年9月(上下巻とも)でほとんど同時期であり、少なくとも鬼編に関して影響はないと考えるほうが自然だ。とは言うものの、綿編において突如太平洋戦争や軍の話が出てきたこと、鬼編には影も形もない大災害が祟編で登場したことからすれば、綿編以降の構成に『海辺のカフカ』が大きな影響を与えたのではないかと推測される。それが、具体的には以前書いたような初期版と祟編収録版以降の違いに表れているのかもしれない。
ただ、仮にこの影響関係が正しいとしても、そもそもひぐらし自身が様々な作品の影響を受けていることを公言しているし(例えばKey,Type-Moon作品など)、また『海辺のカフカ』との類似点も断片的な要素であって主要な部分は取り入れていないように思えるのは確かだ(まだ1/4しか読んでないので断言はできないが)。
まだ上巻の半分くらしか読んでないが、それでもひぐらしを連想させる要素がところどころに見えた(軍、毒ガス[?]、伏字など)ので、その関係について少し考えてみる。まず両者が出た時期を調べると、ひぐらしが2002年8月、カフカが2002年9月(上下巻とも)でほとんど同時期であり、少なくとも鬼編に関して影響はないと考えるほうが自然だ。とは言うものの、綿編において突如太平洋戦争や軍の話が出てきたこと、鬼編には影も形もない大災害が祟編で登場したことからすれば、綿編以降の構成に『海辺のカフカ』が大きな影響を与えたのではないかと推測される。それが、具体的には以前書いたような初期版と祟編収録版以降の違いに表れているのかもしれない。
ただ、仮にこの影響関係が正しいとしても、そもそもひぐらし自身が様々な作品の影響を受けていることを公言しているし(例えばKey,Type-Moon作品など)、また『海辺のカフカ』との類似点も断片的な要素であって主要な部分は取り入れていないように思えるのは確かだ(まだ1/4しか読んでないので断言はできないが)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます