ようちゃんばあば日記

お米と野菜をつくり、保存食作り 編みものなどの日常を綴っています。

竹やぶ

2011-01-29 | 里山の生活
うちから見える山 むこうの方は 高いところしか写っていないので きれいに見えますが 

一番手前の山(写真で言うと下のほう)は竹ばかりです。もちろん むこうのきれいな山も ふもとに行ってみると やはり竹ばかりです。

昔は 竹やぶではなくて 松の木と  落葉樹 常緑樹の山でした。昭和40年代に 松くい虫の被害で松はなくなり いつか気がつくと 

荒れた山に竹が侵出して 山全体が竹やぶになり それがどんどん広がってきています。

家電製品の普及で 薪や炭が必要なくなったので 山の手入れをしなくなったからです。

また 人里近くまで山が荒れてくると 身を隠すことができるのでイノシシなどが より 人間のテリトリーに 近づくことになります。

竹は 根が浅く 大雨が降ると地滑り災害が起きやすくなります。

山の中はこんな状態です。密植して 陽がささなくなると 新しい竹は生えなくなり 古い竹は枯れたり腐ったりして 横倒しになって行き 

まともに歩けなくなります。

 何度かブログで この話題のことを書きましたが 数年前から 農作業が暇な私の 冬の仕事にしているのが 

竹藪の片付けです。

新しい竹は 柔らかくて 私でも割と簡単にのこぎりで切れます。大きな竹を切って 枝を払い まとめて横倒しにしておきます。

竹は ひざの位置で 横に切ります。歩くのに邪魔になると思って根元近くを切ると しゃがんで作業して 切り口がはじけたり 上から倒れる

危険から逃げられないこともあるし また 細い竹を 木鎌で斜め切りしている切り株で 足の踏み抜いて大けがをした人もいます。

竹藪に陽がさし始めると 段々 本来この地に生えていた 落葉樹や常緑樹たちが 芽を出し すくすく伸びてきます。

    

この山では 肉桂の木もたくさん伸びてきています。昔は根っこを掘って洗い かじっておやつにしていました。ニッケのいい香りがします。

この木は 大木になるので 家の近くでは始末に負えなくなりますが 山の中なら 根も張って 竹もよせつけなくなると思います。



家のすぐそばの竹藪では 払った竹の枝や 枯れた竹が見苦しいので 引っ張って行って 畑で燃やすのを Sクンが手伝ってくれました。

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コメント (8)
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