A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

07城ヶ島クルージング(上)

2007年08月18日 12時22分39秒 | ヨット
8月18日、19日は我がセントメイの恒例の夏季一泊クルージング。

クルー高齢化の為 今年もスケジュールは
無理をせず、メンバー親睦を兼ねた城ヶ島一泊となる。

ミスターマスダは前立腺癌の手術後なのでヨットでの城ヶ島は諦め
陸路 城ヶ島に向かい親睦会のみに参加。

18日横浜市民ヨットハーバーをセントメイ号は午前9時半出航。
曇りながら風は強からず弱からず快適なセーリングが楽しめ
城ヶ崎三崎港に午後2時半着岸したそうだ。


陸路グループと言ってもミスター・ミセス・マスダの二人だが
鶴見を午前11時出発 途中何箇所か立ち寄り午後5時ごろに城ヶ島三崎港前の
何時も馴染みの「三崎館」で親睦会に出席予定。

先ず目指したのは横須賀 軍港の町で結構大きなビルも建っているが
よく見ると土曜日の所為もあるのかシャッターが下りている小売店も多い。
地方はまだ景気が悪いのだろうか。

お目当ては横須賀美術館 横須賀市街で場所を尋ねたところ観音崎とのこと。
逆戻りして観音崎へ。
今年4月にオープンした横須賀美術館は山本理顕さん設計の
大変コンテンポラリーな白亜の建物。







展示場は三部門からなり「企画展」「収蔵品展」「谷内六郎館」。

企画展は「海に生きた素朴画家 アルフレッド・ウォリス」の港と船の油彩画。



英国のセントアイヴィスの船具商だったが余技が開花した訳だ。
ミスターマスダにとってセントアイヴィスは漁港でもあるが
陶芸家バーナード・リーチの生まれ故郷でもあり
浜田庄司が窯を持った事でも知られている興味ある場所だ。
因みにアルフレッド・ウォリスの墓碑はバーナード・リーチの陶板で飾られている。


「収蔵品展」は常設館で横須賀市の持っている絵画を展示している。
結構膨大なコレクションらしいがそれを展示する場所を作る事が
横須賀市の長年の念願だったらしい。
梅原・三岸・大観など有名画家の絵が順次展示されるそうだが
不思議に日本人画家の作品しか見当たらなかった。

「谷内六郎館」も常設館で週刊新潮の表紙絵の原画。



谷内六郎さんのアトリエが観音崎にあった縁で
原画千点余りが横須賀市に寄贈され順番に展示されているそうだ。

付属しているレストランも立派。
結構お値段も高いがオープン早々の物珍しさもあるのか大層な賑わい。
テーブルにありつくのは至難の業。


07城ヶ島クルージング(下)に続く・・・・