A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

Day 068

2006年02月09日 16時15分47秒 | 航海日誌
第68日目(7月27日)
午前中 碁会所。
午後一時パナマ・クリストバル港に入港。
早速 記念にパナマ帽を購入。
パナマ帽をかぶって盛大な?歓迎を受ける。

クリストバル港はパナマ運河の入り口でパナマ第二の都市コロンにある。
まずバスでコロン市内観光。

街のソナ・リブレ(自由市)には、
保税倉庫が沢山あり輸出入が盛んな所らしい。
何でも貿易額は世界一?だとの事。
パナマ国家収入の一番を占めるそうだ。
二位が観光収入、三位がパナマ運河通行料収入であると。
ちなみにパナマ運河の一日の収入は200万米ドルである。

ただし市民の住居はひどく粗末な建物ばかりだし相当汚い。
今まで見てきたどの街よりも貧困の呈をみせている。
洗濯物が干してなければ、廃墟としか見えないような住まいが並んでいる。

なんの用事か道端に集まっている人々の暮らしは大変貧しそうだが、
我々にも、明るく笑いかけ手を振ってくる。
それなりの幸せな暮らしなのであろうか?

クリストバル港近くに手入れの悪い駅があった。
主としてコロン市とパナマ市を結ぶ貨物輸送らしいが
朝夕2往復の通勤用の客車列車を運良く見る事が出来た。


郊外の緑豊かな丘陵地帯はその昔パナマ運河建設のための
米国人居留地だった。
現在は中・高級住宅地となっておりレベルの高そうな穏やかな生活を
営んでいる様子が窺がえる。
木立も庭もこざっぱり整えられている。
野生のイグアナも散見できた。
アライグマ、ナマケモノを見た人も居たそうだ。

続いて本日のハイライト 待望のロック(閘門)見学。
3段ロックは見もので感激した。
明日はここを我々の船が通うるのだ。



港に帰るとオーシャン・ターミナル(但し、非常にみすぼらしい)に,
百軒ほどのスーベニア・ショップが店を出していた。
パナマ随一の民芸品である手作りの「モラ」の品々が、山と並んでいる。
女性は皆、夢中で品定めをしている。

キャビンでひと休みしてから、また碁会所へ。
碁と言う物はやり出すと又やりたくなる物らしい。

今晩はクリストバル港埠頭に停泊、
明日は一日掛けてパナマ運河通過だ。



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1 コメント

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Unknown (hm)
2006-02-10 17:42:13
Mr.Slow Life はどこでもすぐ現地に溶け込んで、違和感を感じさせませんね。コロン市内の廃墟のような街並みに驚かれたようですが、ロックの施設はたいそうなもののようですね。豆タンクがエスカレーターに乗って活躍しているような現場を見たいものです。
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