森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カニステル 偶然の出会い?

2007年02月12日 | 自然観察日記
 先月知人から写真の果物を2個もらいました。私がトロピカルな果物に興味を持っていることをしっていますから、珍しそううなものを見つけたので届けてくれました。私も始めて見るものでどういうグループか判りません。実は固く柿に似た印象です。1個、固い実を割って中の様子を見ましたが味は渋く食べられる様な代物ではありません。正体不明のまま、残りの1個は机の脇に放置されたままになってしまいました。
 先に保内の温室でカニステルの写真を撮っていたのですが調べる過程でいただいた果実がカニステルの実だったことが判明。偶然というか不思議な気持ちです。
 別名「エッグフルーツ」というのだそうで「食感はまるで蒸かし芋みたいな栗のようなゆでタマゴの黄身のようなとにかく不思議な果物です」という説明です。いただいた果実はもう2週間以上もたつのに依然として固いまま。寒いせいなのか熟した感じではありません。まぁそうであっても追って熟すのでしょうから、楽しみが出来ました。(その後判ったことですが、沖縄では結構栽培されているのだそうですね)