森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

フクジュソウとフキタンポポ 2

2007年02月25日 | 自然観察日記
 少し離れてフクジュソウに似た花がいくつか咲いています。花弁が細いことから直ぐに別種と判断できますが、雰囲気がとてもフクジュソウに似ています。フキタンポポという外来種で最近普及しているようですね。こちらはキク科でフクジュソウとは全く類縁がありません。
 私は春先鉢植えで花を見たことがあってもこのフキタンポポの成葉をしっかり見たことがありません。タンポポというからにはギザギザの葉をしているのかな・・それとも、フキというから広い葉をしているのかな・・程度です。さてどちらなんでしょうか。葉が成長したこともう一度出かけて見ます。
 分布域が異なり全く別種で同じようか形態になるときは生態的地位が同じといいますが、この両種もたぶんそういう関係に近いのだと思います。その両種を混在させると激しい競争が発生する理屈になりますから、仮にフキタンポポの生活力が強く野生化したらフクジュソウは生きていけないでしょうね。
 もっとも、その前に野生のフクジュソウは人の手で絶滅させられる可能性の方が高いのですが。

フクジュソウとフキタンポポ 1

2007年02月25日 | 自然観察日記
 公園の地植えのフクジュソウが咲いていました。落葉樹の根元に他に何もないからとても目に付きます。これも、はるを代表する花。キンポウゲ科の植物です。
 私が知る野生のフクジュソウの生育する環境は人里から少し入って比較的大きな木が生育する雑木林です。見つけたときが夏場ですから、下草も生い茂ってフクジュソウの花を見る頃の何もない状態とは全く雰囲気が異なります。フクジュソウも結構葉が成長していて愛らしい花に似合わない感じがします。早春の花の時期に訪れればこの公園の景色に近いものがあるのでしょうか。少々雪深いところですから、花が咲く時期に訪れたことがないのでいまだ確認していません。