カラハナソウ 2007年11月02日 | 自然観察日記 カラハナソウの実が付いていました。雌雄異株のクワ科つる植物です。この個体は雌株ということになります。全体が硬い毛があってざらざらしています。クズなどとともに林の縁のマント群落を構成する種と考えられるものですね。地味で目に付かないものですが、森全体を考えると林縁を覆って乾風などからガードする働きを担っています。 ビールの苦味に利用されるホップはこの種の近縁種として良く知られています。