カワラタケ 2007年11月09日 | きのこ・菌類 普段あまり注目しないのですが、青と白の縞模様がなかなか美しいカワラタケの見つけ、しばし観察。森では枯れ木に良く見かけます。森の大事な木材腐朽菌で、いわゆる白色腐朽(白腐れ)を行います。木材の主要成分はセルロースとリグニンですが白色腐朽菌はこの両種を分解できる能力を持っています。もう一つ褐色腐朽菌というのがいますが、これはリグニンを分解できません。菌が取り付いた材は褐色になります。カワラタケから抗がん剤が見つかったというので注目されてはいますが、まだまだ知られていませんね。