森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ミセバヤ

2007年11月04日 | 自然観察日記
 季節の進み方が遅いとはいえ11月になると長岡では冬囲いが始まります。晴れた休日、少しだけ冬に向けた庭仕事をはじめました。落ち葉も日に日に増えてここかしこに吹きだまりの状態。そんな落ち葉を掻き分けてみると、ささやかなロッケリーにミセバヤの花が咲いています。知人の株を分けてもらって植え込んだもの。ミセバヤは毎年こんな作業をしながら見入る花です。いつか断崖絶壁に垂れ下がる野生の個体を見てみたいものだとこのときも思った次第です。隣には、イソギクがのつぼみが少しだけ黄色みを帯びています。