森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

アリストロキア 3

2007年11月21日 | 自然観察日記
 ここまで大きなアリストロキアの仲間は珍しいとおもいますが、種名まで確認してありません。人の頭くらいの花冠です。ここまで大きくなる必要があったとしたら、それは何でしょうか。在来種のウマノスズクサのポリネーター(花粉を運ぶもの)はショウジョウバエのようです。
 そういえば、小学生の頃ジャコウアゲハの食草ということを知って、信濃川の土手を探した記憶があります。もちろん見つかりませんでしたが・・。あの頃は蝶に嵌っていた少年でした。

アリストロキア 2

2007年11月21日 | 自然観察日記
 私の縄張りに保内の温室がありますが、その栽培種です。とにかくこの花はユニークです。そして本種は大きいのです。在来のウマノスズクサの花の構造もそうですが、屈曲したラッパ型。これは横から見た花の様子。

アリストロキア 1

2007年11月21日 | 自然観察日記
 再び冬型、みぞれです。変化が激しすぎますね。これからは温室植物との付き合いが増えてしまいます。
 アリストロキア。ウマノスズクサ科の植物の学名です。国内にも在来種ウマノスズクサがありますが、私は静岡で見たこと以外にありません。越後には分布していないのではないかと思います。