森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

飴のような雪

2011年02月03日 | 自然観察日記
本当に久しぶりの晴天です。長い長い寒波はひとまず終了です。知人のいる入広瀬は4mという積雪でもう豪雪ですが、私のところは150cmほど。2mを越すことも過去にはありましたから、今回は大雪の範疇でしょうか。屋根の雪下ろしはあまりしたくないのでぎりぎりまで延ばすのですが、2回の地震に揺さぶられた家でもあり引き戸の動きも鈍くなってきましたから久しぶりの雪下ろしを決行しました。晴天ですからなんと気持ちのいいことか!屋根の上は見晴らしもよくすっぽり雪に埋まった景色もおつなものです。キキ-ッというようなけたたましい声がするので上空を見上げれば、なんとハヤブサが頭をかすめていくではありませんか。「ハヤブサというのはあんな甲高い声を出すのか・・・」。いい体験もさせてもらい、幸せなひと時でした。
それはそうと、我が家の一部の屋根が落下式の構造で流体化した雪が飴のように屋根から下に繋がってしまいました。下面の屋根に接していた場所は氷状でとても硬くなっています。このままにもしておけず切り落としましたが雪の性質の不思議さを垣間見れる場所でもあります。溜まった雪を見ると「やっぱり凄い量だなぁ!」。