ヘゴの仲間には葉痕がはっきりしています。現存するシダで木性のものはヘゴの仲間くらいだったでしょうか、シダ類でも葉痕をはっきり残すものがあるということがわかります。一応離層を形成すると考えたほうがいいのかもしれません。もっとも枯れた葉はなかなか落ちないで長く幹に付着したままですから、被子植物がつくる離層とは異なったものでしょう。
かつては古生代石炭紀などに繁茂した巨大な木生シダ(ロボクやリンボク)がありましたが、その子孫のヘゴの仲間、多少形質などを変えたとは思われますが基本は太古の形質をそのまま温存しています。そういう目で見るとヘゴも魅力的な植物だと感じざるを得ません。
かつては古生代石炭紀などに繁茂した巨大な木生シダ(ロボクやリンボク)がありましたが、その子孫のヘゴの仲間、多少形質などを変えたとは思われますが基本は太古の形質をそのまま温存しています。そういう目で見るとヘゴも魅力的な植物だと感じざるを得ません。