がく筒と花冠 2011年02月13日 | 自然観察日記 5個に割れた花弁様のものはがく片で全体が筒になっています。これはアカネ科の花で、例えば里山ではツルアリドウシの花にも見られる構造です。丸く脹らんだものはまだつぼみ状態の花冠。花冠はやや長い筒状で先にラッパ状に開花します。わざわざがく片に色彩を持つ必要はないのですが、このニオイザクラ(ルクリア)はつぼみのうちから艶やかですね。