トウゴクサバノオ 2018年12月24日 | 自然観察日記 小さな野草ですがトウゴクサバノオを見つけました。薄暗い林の林床でなかなよい写真になりません。キンポウゲ科のシロカネソウの仲間。新潟県内では確認されいないと思います。
トウゴクサバノオの花 2018年12月24日 | 自然観察日記 見慣れているアズマシロカネソウが極めて特徴的な花をしているのでトウゴクサバノオが同じ仲間とも思えない特徴の少ない花です。よく見るとがく片の外側が薄く紫色を帯びています。
トウゴクサバノオの果実 2018年12月24日 | 自然観察日記 果実を見るとキンポウゲの仲間であることが理解できます。いわゆる袋果で先に小さな穴が開き種子がこぼれる構造になります。トウゴクサバノオの袋果はふつう2個が反対向きにつくのが多いのですが、この株には3個の袋果が輪になって付いていました。かなり珍しい状態だと思います。
トウゴクサバノオの全体 2018年12月24日 | 自然観察日記 光が不十分なところがありますが、トウゴクサバノオの全体像です。葉は根生葉もあるようですが茎葉が節のあたりにまとまって付いていることが分かります。林床には他の植物があまり生育していないというのも大きな特徴でしょうか。