山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

宴をつなぐ土と火と

2011-05-04 23:12:34 | 出会い・近隣
 東京・埼玉から初めてわが家を訪問してくれた老若男女は、渋滞を避け今晩遅く帰途につきました。
 それぞれが大きな感動を持ち帰ってくれたことがうれしいことです。
 その大きな要素には、世代間を越えるアイテムがあったような気がします。
 
    

            

その一つは、土です。具体的には、畑のセリ(画像はセリご飯)だったり、きょう初めて収穫したヤマウド(キンピラ、刺身)だったり、タケノコ(タケノコご飯、ミソバター炒め)だったり、道草山の山菜(オオバギボウシ→出汁和え、シオデ→マヨネーズ和え、バターいため)だったり、この期間限定の食材です。
これらの食材は、さまざまな土壌から生まれたいのちが育ったものです。

                  

 またその一つは、火です。ケンケンは朝から夕方まで野外カマドでファイヤーキーパーとして専念してくれました。 火を囲んでいると、みんなと食材を確かめ、話の華を咲かせる効用があります。 火から離れない心優しい「飲んだくれ」が、若者に人間の生きる基本を伝えようと同じ話を繰り返す姿も絵になりました。

 そして、その周りで子どもたちの歓声と不定形な動作が展開します。 子どもの力はみんなの心を一つにしてくれます。 

 そしてなによりも、それらを見守ってくれた偉大な母、「自然」のふところがあります。 

                 
コメント (2)
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