くもりの予報なのに暑い晴れ間が続く。
草刈りにゼイゼイしたので庭で長い休憩をする。
庭ではピョンピョン飛び回る黒いハチがいた。
腰には鮮やかなオレンジの紋が見事だ。
「オオモンクロベッコウ」というベッコウバチの仲間らしい。
クモを毒針で麻酔させ土中の巣に連行し捕食するという。
他のハチのように集団生活はしない孤高のハチだということだ。
ちょうどそのとき、和宮様が「あれ、ナナフシじゃぞ」と指をさす。
指の先の地面を見るがわからない。
なんどか言われてやっと確認。
体色が緑ではなく土色だったのでわかりにくい。
気を取り直してススキの群落を伐採する。
ふとその根元を見たら、「ニイニイゼミ」の抜け殻をいくつか発見。
ジージー鳴いているセミはわが荒地から生まれたのだと感心する。
荒地も昆虫にとっては貴重な生育場所なんだな。
そして夜、緑の小さな蛾がやってきた。
翅の前縁がまだらな黄色なので「キマエアオシャク」(シャクガ科)というのだそうだ。
クリやウメを食樹するという。
なるほど、家の周りに植わっている。
かくして山里は多様な生物が共存している。
虫を排除した都会の生活は異常であることを覚醒しなければならない。
草刈りにゼイゼイしたので庭で長い休憩をする。
庭ではピョンピョン飛び回る黒いハチがいた。
腰には鮮やかなオレンジの紋が見事だ。
「オオモンクロベッコウ」というベッコウバチの仲間らしい。
クモを毒針で麻酔させ土中の巣に連行し捕食するという。
他のハチのように集団生活はしない孤高のハチだということだ。
ちょうどそのとき、和宮様が「あれ、ナナフシじゃぞ」と指をさす。
指の先の地面を見るがわからない。
なんどか言われてやっと確認。
体色が緑ではなく土色だったのでわかりにくい。
気を取り直してススキの群落を伐採する。
ふとその根元を見たら、「ニイニイゼミ」の抜け殻をいくつか発見。
ジージー鳴いているセミはわが荒地から生まれたのだと感心する。
荒地も昆虫にとっては貴重な生育場所なんだな。
そして夜、緑の小さな蛾がやってきた。
翅の前縁がまだらな黄色なので「キマエアオシャク」(シャクガ科)というのだそうだ。
クリやウメを食樹するという。
なるほど、家の周りに植わっている。
かくして山里は多様な生物が共存している。
虫を排除した都会の生活は異常であることを覚醒しなければならない。