山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

山のサンタ おお「木」なプレゼント

2014-12-25 01:24:22 | できごと・事件
 前触れなく突然、山のサンタがやってきた。
 サンタは車輪のついた橇で、野を越え山を越えやってきた。
 ひげは真っ白でもなく胡麻塩のひげだった。

 プレゼントは薪用の丸太だった。
 今一番必要とされる暖房材だ。

                          
 重い「しいのき」をサンタさん一人でどうやって運んだのだろう。
 帰ってからきっと腰を悪くして寝込んでしまったかもしれない。
 しかもその「しいのき」には、シイタケが芽を出していた。
 つまり、天然のきのこということだ。

                    
 きょうも暖を採る。
 ここ数日は和宮様がファイヤーキーパーを主導している。
 道草山から運んできた細枝も燃やしながら、湯たんぽ2個分の湯を沸かす。

 山のサンタさんは赤い服は着ていなかったが、これが本当のサンタの姿ではないかと思う。
 テレビのチャンネルを変えるとどの局もクリスマス特集。
 同じ題材をこれでもかと放映する。
 「そんな目立つ格好やイベントばかりに浮かれないで、心温まる取材をしてくれよ」と言いたくなる。

 山のサンタさん、無事に山に帰れただろうか。
 あ・り・が・と・う 。   
コメント
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