裏山の境界の陰で発見した渋柿が見事に実を結んだ。
和宮様が実験的に10個を収穫して干し柿にしたが、今回は本格的に収穫する。
熟れすぎたのは柿酢にし、それ以外は干し柿にするのだ。
形は筆柿のようだが品種はわからない。これの一回り大きいのが百目柿みたいだ。
これだけ収穫できたのは初めてだった。それまでは日陰にあってなかなか実ができにくかったようだ。さいわい、新ちゃんが道草山を伐採してくれたので陽の目を得たというわけだ。
炬燵にあたりながら皮を剥き、まずは干し柿づくりをシコシコ行う。ちょっと収穫が遅かったかべとべとして皮むきがやりにくい。
柿酢づくりはすでに甘柿でやっているが、この渋柿の柿酢はあす以降に開始するつもり。
紐をつけて畑にある物干し竿に吊るす。陽射しはばっちりだが、夕方家の軒下に移動する。しばらく畑と軒下との移動作業が日課となりそうだ。カラスや動物の被害が心配になる。干し柿の生産地はその対策はどうしているのだろうか。
水分がなくなってくると全体が小さくなり硬くなる。それをチンして温めると柔らかくなり旨みも出てくる。干し柿は買うとかなり高価になってくる理由もその過程がけっこう手間がかかるからのようだ。いずれにせよ、楽しみにしていきたい。