バタフライガーデンに少しづつ手持ちの植木を定植している。その途中で、名前がわからない小さな木があった。早春には芽が出てきて今月には葉も伸びてきた。柔らかい葉の質感も春らしい萌黄色も魅力的だった。はて、どこで入手したのだろうか、すっかり忘れている。
まずは図鑑で調べてみたら、「イヌブナ」だった。若葉のせいか、白い軟毛も目視できる。
葉の基部が左右対称でないはずだが、比較的左右対称のように見えた。ひこばえが多数出ていたのを高尾山で確認したことを想い出した。いわゆる「ブナ」と「イヌブナ」の違いは、ひこばえがあるかないかが大きな違いだ。葉だけではなかなか同定できない。さて、まもなく定植したいが、成木になると背が伸び過ぎるので、電線に触れない場所を確認しなければならない。
庭の「ヤマブキ」が開花している。わが家のヤマブキは「ヤエヤマブキ」だが、一重のヤマブキも魅力的だ。国道沿いの側壁には桜に代わり今を盛りにと、見事な春を謳歌している。花の少ない国道にこのシンプルな「ヤマブキ色」を見た時の衝撃が忘れられない。