山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ホオズキも一段落

2020-08-08 22:17:30 | 出会い・近隣

 近所ではほおずき栽培が盛んで、栽培面積が増えてきている。茶畑をホオズキや香花(シキミ)栽培に変更する農家も少なくない。オイラの子ども時代では女の子が口のなかにホウズキを入れて鳴らしている風物詩が思い出されるが、それほどに身近な植物だった。今では農薬だらけで口に含むのは危険になってしまった。

    

 田んぼでもほおずき栽培が一目でわかるほど熟してきた。ホオズキはナス科なので連作障害がある。そのため毎年植える場所をずらしている。毎年炎天下で収穫するので過酷な作業だ。か弱いオイラもお手伝いに張り切って参画したが一発で熱中症になってしまい、以来戦力外登録?となってしまった。

                

 収穫は短期決戦で、8月2日がピークのようだった。ほおずき農家はいずれも5人以上の労働力で朝から夜まで動き通しだ。栽培には一株毎に支柱に誘引作業があり、また発色促進剤「エスエル」などの薬品や農薬を噴霧したり、とっても手がかかる。だから単価が高い理由も納得する。市場では2本セットで3000円前後で販売されている。

   

 あっという間に、畑から「鬼火」の火が消えていった。あれほどに見事なほおずきの「火」が出荷された。それほどに需要があるということなのだろう。60万人も殺到するという浅草寺の「ほおずき市」はコロナ禍のために中止したようだ。ちなみに、浜松市はほおずき生産の有数の産地だという。

 オイラはそんな近隣の収穫作業を見ながら国道の法面の雑草をひとりボランティアで駆除している。どうもオイラは金にならないことに忙しい人生らしい。

  

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