久しぶりに畑の防虫網をはがすと一面、アカザのたくましい群列が見られた。そういえば、昨年ここでアカザの杖を作ろうと5本ほどしばらく大きくなるのを放置していたっけ。そのこぼれ種が畝にびっしり。
ほんとうは、ジャガイモ畑なのだ。和宮様の厳しいご命令が発令されてアカザや周辺雑草を排除することになる。畝が全部で6列あるので、一日2列やれば3日で完了できる。しかしこの格闘は体力的に腰にも腕にも負担がかかる。そのうちに、和宮様が「わらわにもやらせたもう」との申し入れもあり、あわてて2日でやり遂げることとなった。終日草取り労働に明け暮れる。
肝心のジャガイモは、やっぱり雑草軍団に肥料を獲られて元気がない。以前は黒マルチをやっていたが手間もかかるということで、今回はマルチなしでやってみたわけだ。とにかく、シカが意外にもジャガイモの葉を食べてしまうので、防虫網でなんとか阻止しているが近所の多くの畑はこんなネットはかけていない。わが大地はシカにとってのカルチェラタンになってしまったのか。そんなことをブツブツ言いながら、夕刻に惰眠をしっかりとる羽目となった。