山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

再び山里の道路際を散策する

2015-05-23 22:59:07 | 植物
 山里の道路際を再び歩く。
 社会福祉協議会・地区センター主催のウォーキングに同行。
 20人ほどの老若男女が参加した。
 花として強烈にアッピールしていたのは、「ノアザミ」だった。

        
 わが家には秋に咲く「ノハラアザミ」の群落が多い。
 和宮様はノハラアザミより花のやや大きいノアザミが気に入っている。
 花の下の総苞がネバネバしているのが特徴だ。

                          
 改めて国道や幹線道路は帰化植物の花園であることを痛感する。
 最近とくに造成地に勢力を伸ばしているのが、「マツバウンラン」(ゴマノハグサ科)だ。
 葉が松葉に似て、花が「ウンラン」に似ているからこの名前が付いた北米原産の外来種。

 ウンランは「海蘭」と表示されるように、砂地で生育する白地に黄色のある花の蘭という。
 ウンランは見たことがないのでイメージがわかない。
 それにしても、細身の茎で乱立群落を形成しているたくましさに感心する。

                      
 林内で「ナルコユリ」を発見。
 この仲間には似たものが多く、いつも同定に苦労する。
 これは「ミヤマナルコユリ」ではないかと思うがじっくり観察する時間がない。

          
 暗い林内に自生する「ハナミョウガ」(ショウガ科)の花が咲き始めようとしていた。
 葉がミョウガに似ているのでついた名前だ。
 赤くなる実を干したものが腹痛・下痢の漢方薬になるらしい。

 喉が渇いたころ、ちょうど折り返し点にあるお茶の生産農家「栗崎園」に着く。
 毎年品評会に入賞している10g・1000円のお茶をいただく。
 一煎目はほんとうに甘く、お茶とは思えないほどの味だ。

 天気が曇っていたので汗はさほどかかないですんだのがさいわい。
 山並みの美しさがわれわれと同行してくれた。

 

 
 

 
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