山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

世界は広いな、豹紋にご注意! 2

2010-09-20 19:03:09 | 生き物
 秋らしくなったというのに、畑のチョウは相変わらず、短い命を最大限使って花の蜜を吸いに来ます。
 肉眼では見分けがはっきりできなかったんですが、画像を見て、ツマグロヒョウモンとミドリヒョウモンが花をめぐってバッティングしていたのがわかりました。

          

 違いがわかりますか。(9/17 blog参照)。

 昆虫も勉強も人生も興味のない少年・武兵衛は、ボケーッとしていた少年時代だったようでした。
 ただし、寝小便したあとの気まずさだけは終戦直後のバラック小屋の暗い天井とともに鮮明に記憶しております。

 だからいま、少年時代を取り戻そうと、昆虫にも植物にも人生にも政治にも興味をもって巻き戻しをしているのかもしれません。

 さて、過去の私なら、ヒョウモンチョウの違いなどどうでもよいと一蹴したでしょうが、いまでは、人間と同じようにチョウも違いがあるんだなーと感心するのでありました。
 
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ゴーヤをチャンプルーにしたよ

2010-09-19 20:51:52 | 食彩・山菜・きのこ
 そろそろ収穫の後半になったゴーヤでチャンプルー(混ぜこぜ)にしてみました。
 畑で採れたゴーヤを中心にカボチャ・ヘチマ、そこにきのこ・豆腐・ゴマを入れて炒めるというシンプルなものです。
 豚肉を入れないヘルシーなものになりました。
 味は塩・胡椒・みりんだけのものでしたので、野菜の素材の味は出ていたように思います。
 ゴーヤの苦味とカボチャの甘味の融合が味わえました。
 いっぱい作ったので、三日間かけて食べましたよ。
 
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秋のスイカ兄弟

2010-09-18 18:49:13 | 農作業・野菜
 秋になっちゃたけど、スイカ兄弟ができました。
 気温が下がるにつれて成長がゆっくりになってきたのが気になります。

アフリカ原産ですから暑さには強いわけで、古代エジプトでは灼熱の中の貴重なドリンクみたいなものだったんでしょうね。

 小玉すいかということにしましょう。
 熟したタイミングがいつなのかがまだわかりません。
 やっぱり叩くしかないのでしょうかね。
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豹紋にご注意!

2010-09-17 19:12:19 | 生き物
 ときどき豹紋のチョウがわが畑にやってきます。
 ヒョウモンチョウでは、いろいろ種類が多くて飛翔している間に名前を特定するのはまだ私の力では至難の業です。

 図鑑で調べてみて、まるで間違い探しのように見比べて、これは「ミドリヒョウモン」らしいと思いました。
 後ろの羽の裏が薄い緑色だから名前がついたようです。
 また、4本の黒い横筋がミドリヒョウモンのオスの特徴のようです。

 ニラの花は、チョウの酒場なのでしょうか。
 きょうは、アカタテハ・ヒメアカタテハと常連のイチモンジセセリも来ていました。
 そこにハチが乱入してバッティングしますが、人間より物分りがいいのか、それぞれうまく住み分けているのがエライですね。

 菅内閣の組閣。
 民主党分裂の第一歩と評論家は言うが、やっぱりか。
 結束が強いほど、他との軋轢を生んでしまうことがある。
 鳩山前総理の「友愛」精神はどこへいったのか。
 いま、どこに力をいれるべきか、コップの中の嵐を克服したいところだ。
 
 人間も昆虫に学ばなければね。
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大きな栗の木の下で ♪

2010-09-16 19:17:05 | 農作業・野菜
 わが道草山の栗の収穫を今年初めてしました。
 昨日までに草刈機で山の斜面をきれいにしたので、たやすく栗の収穫ができます。
 ただし、イガを取る作業がかなりかかって、半日仕事になってしまいました。
 やはり、長靴で栗を踏みながらマイナスドライバーでこじ開ける以外の方法があるのでしょうか、なんて考えながらの作業でした。
 焚き火をしながらイガを燃やしましたが、灰を畑に帰すという目論見です。

 イノシシが栗を食べに来た痕跡が少しありました。
 栗が落ち始めたばかりなのに、イノちゃんはよーくわかっているんですねー。
 まだ、味はイマイチでしょうから、様子見かもね。

 そういえば、隣の家の栗の木の根元でイノシシが寝ていたという話を聞いたばかりでした。夕方から朝にかけて落ちた栗はぜーんぶ提供しますから、あとはそっとしておいてくださーい。お願いしまーす。

 大きな栗の木の下で ♪ あなたと私 いっしょに食べましょう? 
 大きな栗の木の下で ♪  

 
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乾燥ゴーヤはいかが

2010-09-15 19:33:12 | 食彩・山菜・きのこ
 ゴーヤ(ニガウリ)がいよいよ終盤です。
 去年の落ちた種が自然に成長したゴーヤでした。
 けっこう見落としがあって、キュウリのようにでかくなったり、赤い種ができてしまったり、なかなかシャイです。
 最後になったチビゴーヤが20個以上になったので、乾燥することにしました。

 完成したら、「干しゴーヤチャンプルー」でも作ろうかな。
 「ゴーヤ茶」がとってもいいよと、教えてくれた人もいました。
 お天気を気にしながら干しました。
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求愛はいのちの源泉

2010-09-14 20:23:04 | 生き物
 熱帯系と言われるツマグロヒョウモンはいまではフツーに現れるチョウとなりました。
 それでもアカタテハと並んで見事で鮮やかなチョウです。
 そのツマグロヒョウモンのオスとメスがニラの花でランデブーを繰り返していました。
 豹紋のメスのほうが積極的で、羽根の先端の黒いオスが逃げ回っています。
 しかし、オスが根負けしたのか合体成功。

             

 生物学者の福岡伸一さんの『できそこないの男たち』(光文社)で言いました。
 「生物学的には男は女のできそこないだといってよい。だから男は、寿命が短く、病気にかかりやすく、精神的にも弱い。」と。
 やっぱりそうか。
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夏の朝はオクラから始まるーフタトガリコヤガ

2010-09-13 19:31:52 | 生き物
 夏の日課は、朝起きてまもなく、オクラの収穫から始まります。
 ついで、トマトやキュウリやマクワウリなども合わせて収穫していきます。
 そして、朝食には茹でたオクラを7~8本マヨネーズをつけて食べてしまいます。
 さらに、キュウリ丸ごと1本、ミニトマト4個ほど、というのが定番です。
 このペースで消化しないと、食べきれなくなってしまいます。もちろん、そういうときは近隣の人にお裾分けするのですが。

 さて、そのオクラには葉巻虫の「フタトガリコヤガ」の幼虫が必ずいます。朝は葉の上で日向ぼっこしているので、比較的退治はできるのですが、かなりいらっしゃいます。(画像は同じ幼虫)
 この幼虫をフライパンで炒めて食べる人もいるようですよ。
 スナック菓子に似た味だそうです。

      

 さてまた、葉は葉巻状態になってだんだん枯れてしまいます。
 オクラはそれでも必死になって毎朝実をつけてくれます。
 毎朝収穫しないと、実が硬くなってしまいます。

 ついに、フタトガリコヤガとの競争ですね。
 実を採るか、葉を食べるか、熾烈な戦いです。

 夜行性である成虫の蛾の羽に、尖った矢印が二つあるのでついた名前だそうです。
 漢字で表すと納得です。
 「双尖小夜蛾」。
 ではこれを5回早口で言ってください。

 はい、よくできました。
 私はどうしても1回は、どもってしまいます。
 なぜかなー。
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ひもが斜めなわけは

2010-09-12 19:23:07 | できごと・事件
 蛍光灯の明かりを点けようとしたら、ひもがなんと斜めではありませんか。
 家が傾いてしまったのか、引力が変わったのか、本来、真直ぐなはずのひもが斜めになっているとは、生まれて初めての出来事です。
 半世紀以上生きてきましたが、ひょんな初体験があろうとは、まだまだ生きていく価値がありそうですね。では、もう少し生きていくことにしましょう。

 原因は、蜘蛛でした。
 蜘蛛が巣を作ったのです。
 昼寝とテレビを見るくつろぎの居間で、当主にことわりなしとはいけません。

 そういえばつい最近、台所に向かおうと歩き出したら、顔面に蜘蛛の巣にぶつかったことがありましたが。
 蜘蛛の巣があるということは、それだけ虫が飛んでいるということでもあります。
 ウマオイが突然肩や頭に止まると、ドキッとするものです。

 ほんに、田舎暮らしはハラハラドキドキのドラマに満ち満ちています。
 蜘蛛にとっては居心地の良いわが家かもしれません。
 つまりは、きれいではない家屋ということですね。
 勇気のあるかたは、わが「蜘蛛の巣城」へ出陣すべし。
 
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華麗に秋を飛翔するアカタテハ

2010-09-11 21:15:41 | 生き物
 チョウの姿がますます目立つこのごろです。
 ツマグロヒョウモンが目立つわが畑ですが、つい最近では「アカタテハ」がよく遊びに来ます。
 黒・橙・白のカラーが美しく、歌舞伎の華麗な色合いを感じさせます。
 食草がイラクサ科ですから、幼虫は身近にいるっていうことですね。

   

  そのアカタテハが、なんと防虫網の上からニラの花の蜜を吸っているではありませんか。近くに網のかかっていないニラの花があるのにです。
 きっと、心優しいアカタテハは、集団吸密するセセリチョウ軍団との争いを避けて、わざわざここに来たのではないかなー、と勝手に推理しています。

 とにかく色のコントラストが見事。
 美しいチョウに見とれてしまう私でした。
青い紋のあるルリタテハも突然来ました。

 
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