山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

梅の剪定講習会?

2016-01-11 17:51:32 | 屋外作業
 尾上邸の梅の剪定を行う。
 三連休の合間にやりくりして、7人が集まる。
 果樹栽培に携わるKさんも来てくれたので、彼を講師に剪定のポイントを教えてもらう。
 今まで自己流のやり方をなんとなくやっていたのがわかる。

                           
 ひとり2本くらいをめどに強剪定をしていく。
 6月に果たして実がなるのかやや心配だが長い目で見ることが大切だ。
 みんな手弁当でやってきてくれるのが素晴らしい。
 地元ではこういうときは日当を払うのが普通だ。

            
 素晴らしいことにオイラの仲間は、手弁当でやってきてくれるのがスタンダードなのだ。
 日当を払うと本来のボランティア精神がなくなっていく現実にちょくちょく遭遇する。
 
 きょうは寒風もなく作業環境が恵まれた日となった。
 最後に尾上さん得意のお汁粉をいただいて、新年最初の交流ができた。
 こうして心温まる世界を共有する新年のスタートだ。
     
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本棚づくりで組み立て開始

2016-01-10 18:47:55 | リフォーム・屋内作業
 おおまかな設計図メモはあるがきわめていいかげんな本棚構想。
 棚を支える端材だけでも56個もあるので、表面を磨くのにも時間がかかる。
 陽射しは暖かいが寒風が応える。

      
 比較的厚手の材木を使ったのでかなり重厚な大げさなものになりそうだ。
 組み立ての完成をそのまま運ぶのはむずかしそうなので、棚板は基本的には打ち付けないことになった。
 最後の打ち付けは現場で作業することになる。

                           
 5段の棚は長さを少しづつ変えた本箱にし、最下段には本以外の物入れとする。
 全体の補強はベニヤで裏打ちしようと思ったが、現場の関係で長い板にしようと思っている。
 インパクトドライバーが大活躍しているのが心強い。
 一昨日足りないビスを買いに行ったのが作業を大きく前進させてくれた。
 
 寒風の外作業のため鼻水が出たり喉が痛くなったりするので、長くはがんばらない。
 暖をとるためこたつに飛び込む。
 
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エヴァンゲリオンが足柄に参上

2016-01-09 19:38:04 | 特産品・モノ
 先日、東名高速道路の足柄SAで休憩する。
 館内の入り口に6m以上もある巨大なエヴァンゲリオン立像が圧倒する。
 日本のアニメを新たに変えたと言われるエヴァンゲリオンだが、映像が暗くて生命感より終末感が強くて個人的には評価できない。

       
 エヴァンゲリオンは謎の生命体の敵「使徒」軍団と戦う人型兵器だ。
 操縦はパイロットが自分の頭脳と「エヴァ」とをつなげる。
 もちろん、アニメの主人公はこのパイロットだ。

                              
 ヒロインの操縦士「綾波レイ」の等身大のフィギュアが外のスペースに配置されている。
 詳しい人にはわかるだろうが、おじさん・おばさんには、何の像なのかがわからない。
 この説明不足はコミュニケーションを切断している、いかにも閉じこもりがちなオタク趣味の「陳列」だ。

        
 トヨタが「エヴァ」のカラーを使った特別仕様のプリウスを展示していた。
 トヨタを動かすほどのサブカルチャーの影響力の大きさを考えてしまう。
 富士山の雄姿が見える足柄にこの人工的な文化が両立するのだろうか。

                           
 「ロンギヌスの槍」とは、ローマ兵ロンギヌスがキリストの絶命を確かめるためにわき腹を突き刺したとされる槍だ。
 それが、襲来する「使徒」を撲滅するための武器というわけだ。

 道路公団の「中部日本」がかなりの資金を投入したであろうこのコラボは、どういう効果をあげていくのであろうか。
 
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久しぶりにカンナを使う

2016-01-08 21:48:40 | 屋外作業
 本棚を作るにあたり、木材にカンナを登場させる。
 しばらく使ってなかったので、3本のカンナを砥石で研ぐ。
 材の状態が1枚1枚みんな違うので手先を微妙に変えていく。

   
 硬直した手にとってはカンナが重い。
 カンナも安物なのでたびたびトンカチで刃の出具合を修正する。
 ミニカンナは、材の角を柔らかくトリミングする。

             
 朝から風が冷たい。
 道草山の枝を取りに行ってドラム缶で暖をとる。
 おかげで背中が温かい。

                           
 ときどき強い風が吹くので床下に火が飛ばないように注意する。
 ドラム缶にある小さな穴が効率よく火をまわす。
 太い丸太も勢いよく燃えていく。
 もったいないので燃えカスを七輪に入れてサンマを焼く。

 これから寒風と寒さとの葛藤が始まる。
         
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地すべり現場いよいよ焦点の工事へ

2016-01-07 21:26:41 | 風景
 知り合いの茶園の一部が崩れた、大規模地すべり現場の工事がいよいよ難しい壁に挑んでいる。
 ここを着手するのにけっこう時間がかかっている。
 現場を見ると米粒より小さく人間が作業しているのが見える。

    
 肉眼では見えなかったが、命綱なしにはできない作業だ。
 今までの作業より起伏のある場所だ。
 ここができていくとずいぶんゴールが見えてくる。

                             
 作業しているのはきっと若い労働者が担っているに違いない。
 忍者か、いやスパイダーマンか、ハイパーレスキューか。
 そんな空想が沸き立つほどにかっこいい。

   
                            
 災害があるから自然を畏敬する。
 自然を征服しようという傲慢な権力が登場しなかったのが日本の幸いなのかもしれない。
 「祟り」の思想が支配者を厳粛とさせた。
 ときには敵を殺害してもその鎮魂のための寺院を建立することもあった。
 「畏れ」を失ってしまった現代の行く末はどうなっていくのであろうか。
 
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本棚づくりスタートしたが

2016-01-06 17:41:09 | リフォーム・屋内作業
 図書がどんどん増えてきた。
 読みたい本を確保するとそれで安心して次の本が欲しくなる。
 そんなことで本の山が通行の邪魔をするようになったので、この冬の目標は本棚づくりとなる。
 さっそく、ホームセンターで棚板を購入する。

                        
 ホームセンターにある板は圧倒的に外洋材が多い。
 幅も30cmは欲しいが、置いてない。
 あったとしてもフィルムで覆われた高価なものしかない。
 なん軒かまわってみて、やっと杉材の安い板を発見。
 90cmの長さにカットしてもらう。

       
 神奈川に住んでいたときの近所の人からいただいた端材の出番がやってきた。
 これは棚板を支えるものだ。
 本来ならばほぞを開けて組み込むのがいいが、とても余裕がないのでシンプルな本箱となる。
 まずはカンナをかけることからスタートする。

 
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通行止めだった道路はいま

2016-01-05 19:56:43 | できごと・事件
 昨年の台風で路肩が崩れて通行止めとなった国道は今は開通している。
 しかし、工事そのものはいまだに続いている。
 大した台風でもなかったのに、路肩が崩れるとはほんとうにもろい地域に住んでいるというわけだ。

                              
 ガードレールごと崩れたらしい。
 防災放送ではしばらく通行止めという連絡があったが、目途を言ってくれると親切だがその後連絡はない。
 山を越しながらの迂回路を通らないと「まち」に買い出しにも行けない。

    
 車を持たないで生活している人も少なくない。
 深刻なのは病院通いだ。
 バスの運行もわずかとなり、NPOがタクシー運営に乗り出したのが救い。

                        
 川床には重機が通れるようにしてあった。
 そこから路肩を補強する工事をしている。
 次の台風が来たらまた次の工事が始まるといういたちごっこが地元の経済をちょっぴり救っているのかもしれない。


        < 伊勢谷友介『社会彫刻』より >
      「人が生きるというのは、<他人を生かすから自分は生きている>ということであって、自分以外の人や生物が生きているからこそ、人間は生きていけるのだという状態を、一人ひとりが知らなくてはいけないと僕は思っています。」 

                         
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小梅ちゃんはとっくに開花

2016-01-04 20:13:01 | できごと・事件
 裏山に小梅の花が先月から咲いている。
 日陰で寒い場所にもかかわらず、枝をぐんと伸ばして花爛漫の小梅ちゃんだ。
 以前はツル植物にからまれて枯れる寸前でもあった。

         
 光を得た小梅ちゃんは枝をどんどん伸ばしてついに花数もずいぶん増やしてきた。
 希望とはわずかな光でも勇気を持続してくれることを思う。
 収穫を考えると強剪定をしたいところだが勇気が必要だ。
 日中は温かいが、朝は霜が降りていて、野菜に打撃を与えていた。

                           
 大根の葉は霜でやられている。
 とりあえず1本収穫する。
 防寒の竹の囲いはあるが霜もしぶとい。

          
 そのうえ風の猛威もバカにならない。
 キャベツのトンネル支柱が折れていた。
 さいわい、キャベツは収穫していたので被害はない。

 寒暖差が激しい天候に自分のからだがついていけるかが課題だ。
 きょうから本棚づくりを開始する。


< 伊勢谷友介『社会彫刻』より >
   「思い描いた人生がそのまま行く人は、誰一人いない。
    むしろそのことには何の意味もない。
    なぜなら、社会の在り方は常に変わっている。
    世界の中心は自分以外。
    それに感応し、世界に何をもたらすかが、
    あなたの個性です。」  

 
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エゴマ油をいただく

2016-01-03 20:28:07 | 特産品・モノ
 近隣の方から自家製の「エゴマ油」をいただく。
 エゴマ油は、認知症や血栓予防の効能があることで注目され始めた。
 どうやらオイラがその可能性があることを察知したのかもしれない。

 エゴマの種はあるが、なかなか種まきまでいかない。
 収穫してからの展望が確信持てないからのようだ。
 脱穀機などの道具がそろっていないのも要因だ。

 近隣の方は10本作ったそうだ。
 農協で搾油してくれたのが良かったという。
 今年はまずはエゴマづくりをはじめよう。

 

 
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聖護院大根が集合!?

2016-01-02 23:56:26 | 食彩・山菜・きのこ
近所の一人暮らしの元気なお婆ちゃんから聖護院大根をいただく。
 ずっしりといのちの重力が伝わってくる。
 「どんどん抜いて持っていっていいよ」と、優しい笑顔を向けてくる。
 
 そしてなんと、向かいの家からも大量の聖護院大根も届く。
 どちらの家も今年は成長がいいという。

                          
 和宮様はさっそく千枚漬けを挑戦。
 「商品になるね」と声をかけるほどにおいしくできている。

 オイラは2回ほど種を蒔き、植え付けてみたがまったく失敗だった。
 近所の人にそのことを言うと不思議な顔をされる。
 吉川英治の「自己以外皆是師也」という言葉のとおり、近所の田舎の人は先生なのだ。
 
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