田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

鹿児島バス旅行で羽島浜港を見物(2019/11/2~4)

2019-11-04 21:56:26 | 酒蔵を不良爺さん達と訪ねる
小倉鹿児島県人会の恒例のバス旅行に加わり鹿児島おはら祭り参加の二泊三日のバス旅行に出かけました。
 釣り幹事のSG氏のお声掛かりで、私や、いつもの飲み仲間の不良爺さん達もチラホラ。
 初日は、桜島の見える鹿児島市内のホテル泊。

 夜は、おはら祭りの踊りの列に加わり、見よう見まねで手足を動かして1時間程市内を踊り歩く。


 二日目から鹿児島の史跡めぐり。
鹿児島の19人の若者が幕末、イギリスに留学の為密航し、明治になり日本の各界のリーダーになったそうで、密航でグラバー商会の貨物船に乗ったのが、羽島浜港という東シナ海に面した港。
 この若者(薩摩スチューデント)を記念して鹿児島駅前に銅像があるそうだが、この羽島浜にもこの若者たちの記念館がある。
 元学校教師だったという地元の方が、熱心に説明してくれて、不良爺さん達も神妙に見学。
 写真やら、羽織やらも興味があったが、この港の防波堤が、西郷隆盛が若いころ、建設にかかわった防波堤で、しっかりした石積みが今も現役。(冒頭)

 西郷は島津藩の農政畑で働くのがスタートで、羽島浜港の近くの農業用ため池の建設工事に携わり、予定のお金が余ったので、この防波堤を作ったとのこと。
 余った金は、仲間で山分けがよくある話だが、この防波堤に金を使ったわけで、当時の島津藩の実力はこうしたところにあるのかも。
 なお、この19名の若者を題材に「薩摩ステューデント西へ」(林望)という小説が出ている。

焼酎工場で試飲したり、食事をとったりの後は、原油の地下備蓄基地見学。

安山岩のしっかりした岩盤の中に、135万キロリットルの原油が備蓄されている。
 トンネル内の説明パネルやら、実際にトンネル掘削に活躍した掘削機に土木技術の高さを実感。


 三日目の今日は、川内川の上流にある滝(曾木の滝)を見物。
豊かな水が、何段もの滝になって流れ下っており、見事な景色で、観光客多数。

 昼食はここで、鯉の洗いと鯉こく。
 さすが鹿児島、道中は焼酎とビールに囲まれた面白い3日間でした。
コメント
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