石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

2008年3月1日も栃木市の石仏巡りです

2008年03月01日 | Weblog
 2008年3月1日も、栃木県栃木市の石仏巡りに出かけました。暖かい一日で、終日ジャンパーを用いることなく過ごすことが出来ました。
 それにしても、今回も2月同様に目の前に出てくる碑塔を淡々と記録し続けた一日でした。当然、十九夜塔が圧倒的な数で、次いで馬頭観音塔という有様ですので、写真撮影の意欲がわかずにほとんど撮りませんでした。HPへ掲載する写真に悩む始末です。そんな栃木市の石仏巡りですが、午後になってとんでもない碑塔にぶつかりました。それは何と「日記念佛塔」です。もちろん、栃木市では初見参ですから、本日の石仏巡り成果はこれ1基で大満足です。栃木市に「日記念佛塔」があるなんて、今まで全く情報として入手していなかっただけに驚きました。もっとも、一般の方の石仏調査では日記念佛塔なんて判るはずもないから、見てても理解できなかっただけなのかも知れません。享保年間で摩耗が進んでいるので、これだけは銘文と紀年銘を手拓しました。
 本日の碑塔調査は、最大で50基迄と決めていたので午後2時半には既に目標を達していたので止め、暫くぶりに沼和田の広泉寺へ立ち寄りました。そして墓碑としてながら、個人墓地にある十三佛像と弥陀三尊像容塔を撮影しに行きました。これらは、今回の石仏巡りとしてHPへ掲載するためだけの撮影です。同様に、大平町牛久の雷電神社の前を通りましたので、三月号石佛月報の表紙に使用しようと、立ち並ぶ庚申塔風景を写真に撮りました。こちらもHPの方へ掲載しようと思っています。
 さて来週も、恐らく栃木市へ通うつもりです。一回行く毎に、栃木市の石造物調査の先が見えてきますので、今はそれを淡々と消化していって、とにかく栃木市内全碑塔の80%実見に向けて張り切っています。と言いつつ、同じ碑塔を今回も幾つも再調査するという暢気な事をしていますので、少しも先へ進みませんが…。それにしても出かける度に春が確実に来ていることを感じられ、そんな中でのんびり一人で石仏調査、いや〜あ楽しくて楽しくて、最高の趣味ですね〜。
                     2008年3月1日 午後5時10分
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