前回に手拓した、田崎草雲画伯石碑碑陰に刻まれている銘文です。撰文者は、ご覧のように小野正弘となっていますが、多分小野湖山の息子さんではないかと思っています。書は、いつも綺麗な楷書体で揮毫する藤本周三です。彼の揮毫石碑は、足利に沢山あります。また、石工は井亀泉です。人によっては、宮亀年よりも腕前は下のようにいう人もいますが、私はその逆で、結構好きな石工です。ご覧のように、書家の筆遣いの雰囲気が良く出ていると思うのです。
さて、問題はこれからです。この石碑の碑表手拓をどうやって巧く画像化するかで今は頭が一杯です。恐らく完成するまでには一週間位かかるのではないかと思います。巧く出来ましたら、またここへ掲載したいと思っています。期待しないでお待ち下さい。
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