石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

足利市千歳橋近くの文化元年銘のボロボロ碑を調査してきました

2017年11月04日 | Weblog

昨日3日は馬鹿陽気となり、現地に着くなり下着1枚となっての手拓作業でした。特に今回のは石碑4面にある文字が酷い汚れようで、その文字出し水洗いに1時間近く掛かってしまい、下着1枚でも汗だくだくと云った有様でした。小さい石碑ながら、4面の手拓が終わったのは12時に5分前という時間に我ながら呆れました。帰宅してから眺めれば、その三分の二位しか読めない有様。今は前回にここへ掲載した碑文の作字中につき、それが終わったなら難問に挑戦するのが大好きな私としては、他に未処理の石碑を抱えながらも早速にこの読めない文字解読に挑戦するつもりです。勿論、一度で解読できるとは思っていないので、次回に足利へ行ったときは再度、実物とニラメッコしてこようと思っています。それにしても、文化元年の石碑にしては欠損箇所も多すぎる。思うに、元々が千歳端の袂にあったので、馬さんの手綱を結んだりと手荒い扱いを受けてきたのだろう。いずれにせよ、その時代の千歳橋の話なので貴重な資料になるだろう。ちなみに、足利市史の古い方の書籍に銘文が掲載されているが、御多分に漏れず誤り箇所がザッと見たところだけでも結構ある。これも、解読挑戦の一つの励みになるだろうと笑いつつ。また、当然ながら折角に足利市まで来たのでこれだけで帰るわけがなく、その後は大町の三神社へ行って既に実物を見ている石碑の手拓してから帰宅した。それにしても、暑かった一日でした。

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