石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

2013年07月20日は、日光の御嶽山信仰を訪ねて、大真名子山を登りました

2013年07月25日 | Weblog

 今回は、栃木県佐野市在住の高橋様と一緒に、日光の大真名子山を登って来ました。暫く振りの登山なので、足腰の弱った老人二人では果たして山頂に立てるか心配でしたが、実際に登ってみると意外とすんなり9時前に山頂へ立つことが出来ました。上記写真は、その山頂より女峰山方面を撮影したものです。マルバシモツケの花がとても綺麗でした。
 私は花より団子の口で、三神の銅像より暫く振りに味わう山の魅力に酔いしれていました。しかし高橋氏は、それら御嶽講が建立した銅像を3基とも真剣に調査。その姿勢に敬服でした。以下に、簡単に御嶽信仰が当山に勘定された経緯を記して置きましょう。
[日光・大真名子山への御嶽山勧請]
 嘉永四年(1851)に始まり、足利市小俣村の御嶽講、真精講先達の大川繁衛門と日光の御家来であった高野将藍が姻戚関係から生じたもので、日光山では学頭修学院慈観が関与して大真名子山に勧請されることになる。そして文久三年(1863)に、御嶽山座王大権現・三笠山神・八海山神の銅像三体を志津口から山頂までの道に祀った。また、志津口には四基の霊神石碑を建立した。
※、私は石造物調査をしているが、これまでにここへは何度となく訪れているが、今回もその霊神碑を調査することなく、遊び半分に写真を撮っただけに終わっている。ホントッ、その姿勢は高橋氏に比べてなんと言う情けなさなのだろうと思う。
※今週は梅雨が戻った天候で、今度の日曜日まで続くという。この調子では、また石仏巡りへは出かける気にならないだろうと思っている。

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