天気予報が、今回の三連休の中では今日が一番天候が良いとのことだったので、前々から行こうと思っていた栃木市の大平山(太平山神社)へ行く。そして最初にしたのは、私が調査したいと思っている碑そのものの探索。何しろ、どんな碑がどこにどのくらいあるのかを知るために社務所へ挨拶に行くが、あまり要領を得ず。それでも、何となく場所のありかの情報を得て、まずはその場所を探すことにした。しかしこれが大変。何しろ広い森の中。結局は2時間かけて私が記録に採りたい碑文石を探し出せたのは4基のみ。まだまだあるのだろうが、そのために森の中のハイキング道を歩き、且つあの何百段もある階段を二往復するという馬鹿みたいなことをした。おかげで、今日3日は朝から足のふくらはぎが痛くて仕方がない。今年の7月に登った日光・大真名子山の数倍の疲れようである。その為、車を止めた随身門脇の駐車場へ戻ってきた時はヘトヘトに疲れ、全身汗まみれであった。それでも、とりあえずはその随身門(仁王門)脇にある碑文手拓から始めた時には既に10時半となっていた。それから石碑の水洗いから始まり、手拓作業が狩猟したのは何と12時半を過ぎていた。その理由は、石碑洗いに意外と時間がかかったことと、水張りした画仙紙が一向に乾かず墨入れするまでに時間を要したからである。
さてここでは、午後から始めた上記掲載の紹介である。それは、森の中の墓地らしい風情の中にぽつねんと立っていた。正面からでは、その両側面に碑文があるとは思われずに通過してしまいそうになったが、その碑表に「墓」ではなく「碑」とあったので覗いてみれば、そこには雄渾な書体で銘文が刻まれていた。その銘文の揮毫者を知りたくて最初に見ると、そこには「悟岡山朝陽」とあった。「山朝陽」とあれば、それは彼の小山霞外のことであり、その前の号名が「悟岡(ゴコウ)」とあるので、それは間違いなく小山霞外の息子さんの名前であった。もちろん、私としては始めて見るものである。当然ながら、拓本が欲しくなる。早速に水洗いし、画仙紙を張り付けたまでは良いが、森の中とあって午前中の石碑以上に乾きは遅く、いつまで待っても墨入れが出来ない。そうこうしているうちに時間は午後三時を回り、ハイキングに来ていた人たちの声も既に途絶えて森閑としている。何しろこの季節、それでなくても森の中にいるので陽の暮れるのは早い。強引に、文字だけ読めれば良いとして左右に貼り付けた画仙紙に墨入れし、何とか30分で仕上げてしまう。本来なら、碑表も拓本が欲しかったし、その台座に刻まれている門人達の名もここでは関心があるので採りたかったが、タイムオーバーで今回は諦める。大平山には、まだまだ探せば他の石碑がありそう。近いうち再度の挑戦に行こうと思いながら、天候のせいでいつもより早く暗くなりだした山を降りて帰宅する。
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