一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

徒歩日本縦断(1995年)の思い出・第3回「北海道の道」 ……動機……

2012年02月14日 | 徒歩日本縦断(1995年)の思い出
北海道の道は、本土に比べてまっすぐな道が多く、 行けども行けども目的地に達しないような気分を何度も味わった。 まっすぐな道は、車で走れば快適なのかもしれないが、 歩きの旅人にとっては、精神的にかなり疲れるものであった。 写真を見ればわかるように、 北海道の道には、道の両側に、下向きの矢印が付いたポールが、ある一定の間隔をおいて並んでいる。 これは積雪して道の幅がわからなくなった時の為のものらしい。 . . . 本文を読む