一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳 ……タヌキマメに逢いに行ったら、いろんな花に出逢えたよ……

2013年09月22日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山
世は3連休だが、
私は今日(9月22日)が唯一の休み。
午前中に用事があったので、
午後から八幡岳に出かけた。
八幡岳には、この時期、タヌキマメが咲く。
可愛くて、
見ているだけで楽しくなる花だ。
ルンルン気分で出かけたのだった。

電波塔の乱立している八幡岳だが、
池越しに見る八幡岳は、なかなか素敵だ。


中腹の「蕨野の棚田」ではすでに稲刈りが終わっていた。


オオキツネノカミソリが咲いていた登山道は、
倒木などがあり、荒れていた。
夏の面影はまったくなかった。


が、オオキツネノカミソリの花を発見。
1株だけだったが、驚きの発見だった。
この時期にオオキツネノカミソリの花を見ることができるとは……
嬉しかったな~


キバナアキギリもたくさん咲いていた。


蕾や咲きかけも多く、これからもっと増えてくるだろう。


アキチョウジも数を増していた。


登山道で、動く小動物を発見。


どうやらアナグマのよう。
しばらくにらめっこしてしまった。
この後、アナグマは素早く穴に入った。


山頂には誰もいなかった。


さて、これからは、秘密の散歩道へ。


八幡岳でもオタカラコウを見ることができた。


大好きなツルリンドウにも逢えた。


で、タヌキマメはというと……
逢えました~


それもたくさん。


小さくて、


可愛くて、


本当に見ているだけで楽しくなる。


タヌキマネって、地面に這いつくばっているような花っていう印象があったが、
このタヌキマメは、高さが20cm以上あった。
起ち上がったタヌキさんって感じ。(笑)


今日は、タヌキマメに逢えて、幸せでした。


まだ花散策は続く。

八幡岳のセンブリは、開花間近。


いつもの場所に今年もちゃんと顔をだしていた。


楽しみ~


そして、この花にも逢えた。
ラッキー。


ミズタマソウだ。


ミズタマソウの花って、
おもしろ~い。


この後、
ヤブツルアズキや、


ヤブランや、


ツルボや、


カラスノゴマや、


サイヨウシャジンや、


ツリフネソウや、


ヤマホトトギスや、


ノダケなど、多くの花に出逢えた。


今日いちばんの収穫は、
八幡岳でも、アケボノソウの新たな群生地を発見できたこと。


大好きなアケボノソウ。


ここ八幡岳では、4弁や3弁の花をよく見かける。


(3弁は2010年10月14日に撮影)


5弁の花と4弁の花のコラボ。


八幡岳の秋を満喫できた一日だった。
感謝。

この記事についてブログを書く
« 天山 ……過剰なほどに秋の花が... | トップ | 天山 ……センブリやムラサキセ... »