一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

オオキツネノカミソリの八幡岳 ……群生地の下部は見頃、山頂直下は5分咲き……

2019年07月28日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山

今日は、八幡岳へ向かう。
オオキツネノカミソリの群生地の下の方では、
もうそろそろ見頃を迎える頃だと思ったのだ。

コオニユリや、


ウバユリを見ながら登山口へ向かう。


いつもの場所で、八幡岳をパチリ。
山頂部は見えなかった。


八幡峠登山口に向かう途中、マイクロバスとすれ違う。
車内は空だったので、八幡峠に団体さんを降ろして、池高原の方へ移動していると思われる。
八幡峠登山口に着くと、
熊本や福岡ナンバーの車が数台、駐まっていた。
準備をして、ゆっくり歩き出す。


登山道沿いにハグロソウが群生していた。


カワイイ。


ヤブミョウガも群生していた。


よく見ると美しい花だ。


河内峠からのルートに合流し、


しばらく登ると、植林帯の道となる。
前方に団体さんが見えたので、ペースを落として歩くが、
団体さんはそのスピードよりも遙かに遅く、(笑)
結局追いついてしまい、先に行かせてもらう。


やや味気ない植林帯だが、


ヒナノウスツボが咲いているので、楽しんで歩くことができる。


小さい花なので、撮るのが難しい。




植林帯を抜けると、自然林となり、
オオキツネノカミソリがちらほら見え始める。


次第に花の数が増えてくる。


楽しくなる。




この先の暗がりを抜けたところに、


群生地がある。


満開ではないが、もう見頃を迎えていると言ってイイだろう。


圧巻の風景。


家からすぐ近くの山で見ることのできる幸せ。


ゆっくり登って行く。


標高が上がるにしたがって、
五分咲き程度に花が減ってくる。






この辺りは、まだこれからだ。


太陽の光が差し込んでくる。
美しい!


花が少なくなってくると、


ひとつひとつの花が目に飛び込んでくる。


群生地の出口に到着。
ここを抜けると山頂だ。


ネムノキの花を見ながら山頂へ。


八幡岳山頂に到着。


しばし寛いだ後、下山にかかる。


下山時には、いくつかの団体さんとすれ違ったが、


脚力が弱い所為で、ヨロヨロしたり、滑って転ぶ登山者が多く、
結果、オオキツネノカミソリの花を踏み倒す人もいて、心が痛んだ。


長い列の団体さんを待つ間に、カメラを上に向けてパチリ。


最後に、見頃の群生地の花を、もう一度カメラに収め、


八幡岳を後にした。


朝撮ったいつもの場所で、もう一度パチリ。
今度は、八幡岳が姿を現し、見送ってくれていた。
今日も一日の王になれました~


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