干支の山・鷹取山で“登り初め”をした後、
次に向かったのは登吾留山。
この登吾留山で、昨年の1月6日に、バイカイカリソウを見た。
バイカイカリソウの花期は4月~5月とされているが、
この登吾留山では、なぜか1月初旬から咲き始めるのだ。
果たして今年(2017年)はどうか……
美しい小川を見ながら、
ここから登って行く。
どこにでもある、普通の里山だ。
ゆっくり登って行く。
雰囲気の好い山道だ。
こういう道を歩くのが大好き。
イイね~
小さな九十九折の道を登りつめ、
黄色い花を右手に見ながら歩いて行き、
ここを抜けると、
山頂に到着した。
なかなか眺めの良い山である。
では、この登吾留山で出逢った花たちを紹介しよう。
登山口にはホトケノザや、
オオイヌノフグリが早くも咲き出していた。
オドリコソウや、
スミレも咲いていた。
登山道沿いには、アザミも咲き始めていた。
美しい~
春の花に交じって、
なんと、アキノタムラソウがまだ咲いていたので、ビックリ。
里山には、秋と春の花が混在していて面白い。
で、バイカイカリソウはというと……
咲いてました~
嬉しい~
なぜ、この登吾留山だけ、1月から咲くのだろう。
バイカイカリソウの咲く山はたくさん知っているけれど、
こんなに早く咲く山は、他にはない。
本当に可愛い花だ。
見ていて飽きない。
花の写真を撮っていたら、
地元のおじいさんが登ってきて、
「珍しい花なのかい?」
と訊いてきた。
「どこででも見られる花ではなく、しかも1月初旬から咲いているなんて、かなり珍しいです」
と答えると、
「雑草かと思ってたよ」
と、笑いながら追い越して行かれた。
小さな花なので、
近寄って、よ~く見ないと、この花の良さは解らない。
今年も、年明け早々に、バイカイカリソウの花に逢うことができ、
幸先の良いスタートが切れた。
2017年も、毎日が「一日の王」となれる様に、
頑張るよ~