「パン・ド・ロデヴ」というパンをご存じだろうか?
実は、私も、
『これ1冊でわかるパン・ド・ロデヴ』(旭屋出版)
という本を読むまで知らなかった。
何気なく図書館で借りた本だったのだが、
この本を読んでから、
無性に「パン・ド・ロデヴ」を食べたくなった。(笑)
ところがこのパンは、
日本ではまだそれほど広まっておらず、
「パン・ド・ロデヴ」を店に並べているパン屋さんはごくわずか。
簡単には食べることができないのだ。
ことに私のように田舎に住んでいる者には……
そもそも、
「パン・ド・ロデヴ」とは、どんなパンなのか?
ロデヴとは、
フランス南部の小さな町の名で、
このロデヴで昔から焼かれているのが、
パン・ド・ロデヴ(pain de Lodeve)。
ルヴァン種(いわゆる天然酵母)を使い、
吸水の多い生地から仕上げるハード系のパンで、
外はパリッ、
中はしっとりと水分を含んでいる。
気泡(穴)が大きく開きやすいのが特徴。
味はシンプルで、料理と合わせやすく、
日持ちすること、
洗練された味わいなど、
米食文化を基礎に持ち、
かつ“パン好き”の多い日本人にはうってつけのパンなのだとか。
ねっ、食べたくなったでしょ?
「パン・ド・ロデヴ」には、
少数ながら熱烈なファンが多く、
この「パン・ド・ロデヴ」を、
もっともっとたくさんの人が、
身近な町で買える世の中になれば、
きっと会話がはずみ、日本中の食卓が楽しくなるのではないか……
ということで、
そのために知恵を出し合い、
知識や情報を共有し、
作り手を支えていく会【パン・ド・ロデヴ普及委員会】もできている。
実は、『これ1冊でわかるパン・ド・ロデヴ』という本も、
この【パン・ド・ロデヴ普及委員会】が著した本なのである。
『これ1冊でわかるパン・ド・ロデヴ』には、
巻末に、「パン・ド・ロデヴ」を出しているパン屋さんを紹介してあるのだが、
九州ではほんの数店のみ。
その中の一店、福岡・天神にあるパン屋さんを訪ねたのだが、
今はもう作ってはいないとの返事。
ネット検索して、
「パン・ド・ロデヴ」の写真があった福岡・西新のパン屋さんにも行ってみたが、
やはり「ない」との返事だった。
本に掲載されていた店の、
久留米市田主丸町にあるシェ・サガラというパン屋さんに電話してみると、
土曜、日曜のみ店に出しているとのこと。
で、私の住む町からは少し遠いが、
「パン・ド・ロデヴ」をどうしても食べたくて、
今日、そのシェ・サガラまで行ってきたのだった。
【シェ・サガラ】
福岡県久留米市田主丸町益生田873-12
TEL0943-73-3680
定休日 火曜、水曜
営業時間 月・木・金・土曜8:00~18:00 日曜10:00~17:00
今日(1月31日)は、日曜日なので、午前10時開店。
前日、電話したときに、
「パン・ド・ロデヴ」が焼きあがる時間も訊いたのだが、
「開店時にはできています」
とのことだったので、
開店時間に間に合うように出掛けたのだった。
自宅から約2時間。
少し早めに家を出たので、開店前に無事到着。
JR田主丸駅に近い場所にシェ・サガラはあった。
店の前からは、耳納連山が見えた。
開店前の店の外観をパチリ。
駐車場で待っていたら、
スタッフの若い女性が出てきて、
開店前であったが、
「お待たせしました。入店できますので、どうぞ」
と言って下さったので、
一番乗りで店に入ったのだった。
それほど広いスペースではないが、
心を込めて作られたパンが美しく並んでいる。
「パン・ド・ロデヴ」は、
予約していた4個の内、
3個を持ち帰り、
1個をお店で食べることにした。(カットしてくれます)
珈琲と一緒に食す。
外はパリッと、中はしっとり、もっちり。
これまでに経験のない食感で、ビックリ。
至福のひととき。
窓からは、耳納連山が見えた。
(今度来るときには登山もしようと思った)
お腹がすいていたので、
カレーパン(右)やハムとチーズのトーストなども食べた。(笑)
私の娘たちはメロンパンが大好きなので、
お土産に買って帰った。
私も食べてみたが、このメロンパンも本当に美味しかった。
〈また近いうちに来よう〉
と思い、シェ・サガラを後にした。
帰宅後、私は、ビールを飲みながら、
「パン・ド・ロデヴ」にバターをうすく塗っただけで食したが、
抜群の美味しさだった。
配偶者は珈琲を飲みながら、
「パン・ド・ロデヴ」にジャムをうすく塗って食べていたが、
これまた抜群の美味しさだった。(私も食べてみた)
『これ1冊でわかるパン・ド・ロデヴ』には、
“美味しい食べ方”も載っていたので、
今度はそれを参考にして「パン・ド・ロデヴ」の食べ方を考えたい。
【お願い】
佐賀県内および佐賀県近郊で、
「パン・ド・ロデヴ」を売っているパン屋さんをご存じの方がおられましたら、
お教え頂けると嬉しいです。
(プロフィール下の「メッセージを送る」からお願い致します)
※風来坊さんによる「パン・ド・ロデヴ」情報はコチラから。
実は、私も、
『これ1冊でわかるパン・ド・ロデヴ』(旭屋出版)
という本を読むまで知らなかった。
何気なく図書館で借りた本だったのだが、
この本を読んでから、
無性に「パン・ド・ロデヴ」を食べたくなった。(笑)
ところがこのパンは、
日本ではまだそれほど広まっておらず、
「パン・ド・ロデヴ」を店に並べているパン屋さんはごくわずか。
簡単には食べることができないのだ。
ことに私のように田舎に住んでいる者には……
そもそも、
「パン・ド・ロデヴ」とは、どんなパンなのか?
ロデヴとは、
フランス南部の小さな町の名で、
このロデヴで昔から焼かれているのが、
パン・ド・ロデヴ(pain de Lodeve)。
ルヴァン種(いわゆる天然酵母)を使い、
吸水の多い生地から仕上げるハード系のパンで、
外はパリッ、
中はしっとりと水分を含んでいる。
気泡(穴)が大きく開きやすいのが特徴。
味はシンプルで、料理と合わせやすく、
日持ちすること、
洗練された味わいなど、
米食文化を基礎に持ち、
かつ“パン好き”の多い日本人にはうってつけのパンなのだとか。
ねっ、食べたくなったでしょ?
「パン・ド・ロデヴ」には、
少数ながら熱烈なファンが多く、
この「パン・ド・ロデヴ」を、
もっともっとたくさんの人が、
身近な町で買える世の中になれば、
きっと会話がはずみ、日本中の食卓が楽しくなるのではないか……
ということで、
そのために知恵を出し合い、
知識や情報を共有し、
作り手を支えていく会【パン・ド・ロデヴ普及委員会】もできている。
実は、『これ1冊でわかるパン・ド・ロデヴ』という本も、
この【パン・ド・ロデヴ普及委員会】が著した本なのである。
『これ1冊でわかるパン・ド・ロデヴ』には、
巻末に、「パン・ド・ロデヴ」を出しているパン屋さんを紹介してあるのだが、
九州ではほんの数店のみ。
その中の一店、福岡・天神にあるパン屋さんを訪ねたのだが、
今はもう作ってはいないとの返事。
ネット検索して、
「パン・ド・ロデヴ」の写真があった福岡・西新のパン屋さんにも行ってみたが、
やはり「ない」との返事だった。
本に掲載されていた店の、
久留米市田主丸町にあるシェ・サガラというパン屋さんに電話してみると、
土曜、日曜のみ店に出しているとのこと。
で、私の住む町からは少し遠いが、
「パン・ド・ロデヴ」をどうしても食べたくて、
今日、そのシェ・サガラまで行ってきたのだった。
【シェ・サガラ】
福岡県久留米市田主丸町益生田873-12
TEL0943-73-3680
定休日 火曜、水曜
営業時間 月・木・金・土曜8:00~18:00 日曜10:00~17:00
今日(1月31日)は、日曜日なので、午前10時開店。
前日、電話したときに、
「パン・ド・ロデヴ」が焼きあがる時間も訊いたのだが、
「開店時にはできています」
とのことだったので、
開店時間に間に合うように出掛けたのだった。
自宅から約2時間。
少し早めに家を出たので、開店前に無事到着。
JR田主丸駅に近い場所にシェ・サガラはあった。
店の前からは、耳納連山が見えた。
開店前の店の外観をパチリ。
駐車場で待っていたら、
スタッフの若い女性が出てきて、
開店前であったが、
「お待たせしました。入店できますので、どうぞ」
と言って下さったので、
一番乗りで店に入ったのだった。
それほど広いスペースではないが、
心を込めて作られたパンが美しく並んでいる。
「パン・ド・ロデヴ」は、
予約していた4個の内、
3個を持ち帰り、
1個をお店で食べることにした。(カットしてくれます)
珈琲と一緒に食す。
外はパリッと、中はしっとり、もっちり。
これまでに経験のない食感で、ビックリ。
至福のひととき。
窓からは、耳納連山が見えた。
(今度来るときには登山もしようと思った)
お腹がすいていたので、
カレーパン(右)やハムとチーズのトーストなども食べた。(笑)
私の娘たちはメロンパンが大好きなので、
お土産に買って帰った。
私も食べてみたが、このメロンパンも本当に美味しかった。
〈また近いうちに来よう〉
と思い、シェ・サガラを後にした。
帰宅後、私は、ビールを飲みながら、
「パン・ド・ロデヴ」にバターをうすく塗っただけで食したが、
抜群の美味しさだった。
配偶者は珈琲を飲みながら、
「パン・ド・ロデヴ」にジャムをうすく塗って食べていたが、
これまた抜群の美味しさだった。(私も食べてみた)
『これ1冊でわかるパン・ド・ロデヴ』には、
“美味しい食べ方”も載っていたので、
今度はそれを参考にして「パン・ド・ロデヴ」の食べ方を考えたい。
【お願い】
佐賀県内および佐賀県近郊で、
「パン・ド・ロデヴ」を売っているパン屋さんをご存じの方がおられましたら、
お教え頂けると嬉しいです。
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※風来坊さんによる「パン・ド・ロデヴ」情報はコチラから。