一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

シリーズ「麓から登ろう!」21.鬼ノ鼻山 ……自宅から歩いて豪雨の山頂へ……

2012年06月24日 | シリーズ「麓から登ろう!」
佐賀多久地区に、
「大雨警報」「雷注意報」「洪水注意報」が発令された今日、
〈こんな日に、まさか山へは行ってないよね〉
と思ったアナタ……

「甘い!」

と、大声で怒鳴るほどのことでもないのだが……

夏山に向けての体力・脚力強化第4弾。

(行けても行けなくても、準備だけは……ね)

金曜日の夜から長女と孫が遊びに来ているので、
今日は、(皆が起きてくる前の)早朝登山。
短時間しかないならば、自宅から登れる裏山へ。
鬼ノ鼻山でも、麓から登れば、十分に体力強化になるのだ。

今日は、自宅の玄関が登山口。
(よってGPS軌跡はナシ)
早朝、登山靴を履き、そっと家を出る。
けっこう激しく雨が降っている。
川も水かさが増している。


雨具は着ずに、傘を差して歩いていく。


道の両側に、美しい水田が広がっている。


風景を楽しみながらゆっくり登って行く。


天ヶ瀬ダムが見えてきた。


階段を登って、振り返る。


ダム湖も水位が上昇している。


ダムの近くにある棚田が美しい。


ネムノキの花が咲いている。


花言葉は、「歓喜」。


雨の日の「緑」には、生命力を感じる。


一段と激しく雨が降ってきた。


当然のことながら、山頂直下の駐車場には一台の車もない。


舗装道路から解放され、登山道を登って行く。


ウツボグサの大群生地があった。


鬼ノ鼻山山頂に到着。
自宅の玄関から歩いて、1時間43分での登頂。


縦走路を少しだけ散歩。


鬼さん達は雨に濡れても元気です。


稜線の木々が伐られて初めて姿を現した「親子堤」。


もう少し先まで歩いてみる。


遠望は利かないが、麓の町がうっすら見える。


「あっ、ママコナだ」


往路とは違う道を下って行く。


オカトラノオがたくさん咲いている。


近くで見ると、花はけっこう美しいよね。


まっすぐなこちらは、○○トラノオ?


相変わらず雨が激しく降っている。
道の轍が小川のようになっている。


やっと舗装道路にたどり着く。
こんな日は、舗装された道が有り難い。


田植えが終わった水田を見ながら下界へ下りてくる。


自宅はもうすぐ。


自宅に到着。
ずぶ濡れになっての帰宅であった。
出迎えた長女と孫がビックリしていた。(笑)
豪雨の中の3時間23分の山歩きだった。
今日も「一日の王」になれました~よね。

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