世はGWに突入したらしい。
私はGWとは無縁の仕事をしているので、
今日(4月29日)は(私にとっては)普通の公休日である。
日曜日であるので、
普通なら天山の登山者は多い筈だが、
GWなので、遠出している人も多いことだろうし、
井原山が“山開き”のようなので、そちらに行く人も多いことだろう。
よって、天山にはあまり人がいないのではないか……
そう考えて、今日も天山へ行くことにした。
まず山頂を踏んで、
稜線散歩で、おそらく今日が最後であろうミツバツツジの花を楽しみ、
その後、バリエーションハイキングで、
あまり知られていない天山を楽しむことにしよう。
天川登山口を出発。
ゆっくり歩き出す。
新緑が美しい。
この天川ルートでも、ミツバツツジが所々に咲いている。
いいね~
いつもの場所でパチリ。
天山山頂に到着。
誰もいない。嬉しい。
晴れてはいるが、遠望は効かない。
近くにあるあめ山は相変わらず美しい。
さあ、稜線散歩だ。
しばらく歩いて、ミツバツツジ越しに山頂を振り返る。
彼方に、うっすらと井原山が見える。
今日は山開きなので、大いに賑わっていることだろう。
あそこに、満開のミツバツツジが見える。
近くに行ってパチリ。
角度を変えてパチリ。
いいね~
足もとには、バイカイカリソウがたくさん。
なんて可愛いんだろう。
絵になるね~
美しい~
フデリンドウも咲いている。
このミツバツツジも、ほぼ満開。
新緑をバックに輝いている。
青空にも映える。
その後も、美しいミツバツツジが続いた。
彦岳が見える場所まできて引き返す。
(ここより下の方は、ミツバツツジの花は散っているものが多いようだった)
ここから右折し、
いつもの場所でランチ。
本日の「天山南壁」。
この後、
バリエーションハイキングで、オオキツネノカミソリの第二群生地へ。
八幡岳ほどではないが、
天山にこれほどの群生地があったとは……
久しぶりに訪れたが、やはり驚きだ。
いいね~
この第二群生地には、小さな沢と滝があり、これが美しい。
滝の岩の上に、ヤブツバキの花が落ちていた。
絵になるね~
沢の脇にあるオオキツネノカミソリの葉が殊の外美しい。
ねっ。
今日は、さらに上の方まで行ってみる。
新緑のトンネルの下をゆっくり歩いて行く。
もっと上まで進む。
印象的な喬木があるところまで来て、立ち止まる。
なんだか、天山ではないみたいだ。
最後に、
今日、出会った花々を少しだけ紹介しよう。
沢沿いには、まだコチャルメルソウが咲いていた。
ツクシタニギキョウも群生していた。
陽が当たらない場所は花が閉じていたが、
陽が当たる場所では、美しく開花していた。
ヤマルリソウの花もたくさん。
カワイイ。
ジロボウエンゴサクや、
ホウチャクソウも咲き始めていた。
次に、花期を終えそうな花々。
まずは、サツマイナモリ。
スノーマン、だもんね。
ヒトリシズカも終焉を迎えていた。
あと数日で、花は姿を消すだろう。
最後は、サバノオ。
もう“鯖の尾”になってしまっているものが多かった。
それでも、花がちらほら残っている。
残っているものの中から、
美しいものを選んで紹介しよう。
一際小さな花だったが、美しさは極上。
こちらも美しい。
葉が赤錆色に近いのも好み。
木漏れ日の影にゆれる花。
光を浴びている花。
日陰の花。
スポットライトを当てられた花。
真横から撮った花。
そして、今日いちばんの花。
今日も「一日の王」になれました~