7月22日(金)
八幡岳に、もうオオキツネノカミソリが咲いている頃だと思い、
行ってみることにした。
大平展望所より「蕨野の棚田」を眺める。
緑一色となっていた。
いつもの場所で八幡岳をパチリ。
池高原周辺を散策。
ウバユリや、
コオニユリがたくさん咲いていた。
コキンバイザサも多く見かけた。
嬉しい。
八幡峠登山口へ移動する。
ゆっくり登って行く。
ヤブミョウガの花が咲いている。
本来ならハグロソウがたくさん咲いている筈なのだが、
草刈りがなされていて全滅状態。
わずかに残っていた花をパチリ。
可愛い花だ。
林道歩きが終わり、
河内峠からの登山道に合流する。
この道は「九州自然歩道」なのである。
やや味気ない植林帯を抜けると、
自然林の道となる。
大きな岩の中に、鎮西八郎為朝にまつわる祠がある。
八幡岳は、為朝が八幡大菩薩を祀ったことから、
この名がついたと伝えられている。
この先あたりから、
オオキツネノカミソリが見られるようになってくる。
ワクワクしてくる。
群生地へ突入する。
もうかなり咲いている。
それでも、まだ5~6分咲き程度か。
私は、満開時よりも、この程度の花の量が好もしい。
大満足であった。
登山道にまで咲いているので、
踏まないように注意して登って行く。
いいね~
こんな山が近くにあることに感謝。
群生地の上部は、まだ3分咲き程度。
やはりピークは7月末あたりであろう。
オオキツネノカミソリの案内板の前を通過。
山頂が近くなってきた。
モミジガサも多く見られる。
オオキツネノカミソリの咲く森を抜けると、
終盤を迎えていたハンカイソウや、
咲き始めのコオニユリや、
サイヨウシャジンを見ることができた。
山頂周辺は工事中で、
急な直登の道から山頂へ。
山頂標識がキレイになっていた。
大川山人会の方々が塗り直して下さったのだろう。
感謝。
展望所へ向かう道は“ウバユリの小径”と化していた。
キンミズヒキも咲いていた。
展望所に到着。
雲が多く展望はイマイチ。
船山(女山)の彼方の天山も、
作礼山も、ぼんやりと見える程度だった。
再びオオキツネノカミソリの花を愛でながら下山開始。
登りとは見る角度が違うので、新鮮。
存分に楽しみながら下って行った。
オオキツネノカミソリ以外にも、
可愛いヤマトウバナも見ることができた。
熊本県では、準絶滅危惧種となっている花だ。
ヒナノウスツボも見ることができた。
小さな花なので、撮るのが難しい。
湿度の高い森なので、キノコも多く見かけた。
まるでメルヘンの世界に彷徨い込んだみたいだった。
今日も「一日の王」になれました~