一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

シリーズ「麓から登ろう!」24.鬼ノ鼻山 ……自宅から歩く「冬の散歩道」……

2013年01月27日 | シリーズ「麓から登ろう!」
諸事情により、
2週間ほど、山歩きができなかった。
今日も午後から用事がある。
本も読みたいし、映画も見たいし、
佐賀県立美術館で始まったナント美術館展(1月25日~3月10日)にも行きたい。
やりたいことはたくさんあるけれど、
今日は「山歩き」を選択。
2週間以上山を歩かないと、躰が鈍ってしまう。

時間がないときは、自宅の玄関から登山靴で歩き出せる山がイイ。
そう、裏山である「鬼ノ鼻山」
自宅から歩き出せば、山頂まで往復4時間ほどの山歩きが楽しめる。

遠くに見えるのは両子山(366m)。


山里の風景を楽しみながら登って行く。


蝋梅が満開であった。


天ヶ瀬ダムが見えてきた。


179段の階段。
脚力強化の役に立つ。


上から見るとこんな感じ。


ダム湖には、渡り鳥たちがたくさんいた。


天山はうっすら見ることができた。


ダムの周囲は桜がたくさん。
桜の咲く頃が楽しみ。


今日は、土道コースを登る。
右から登ってきて、ここから左へ入って行く。


この手前には、多久の天然水がある。


ゆっくり登って行く。


遠くに、鬼ノ鼻山の「鬼の展望台」が見える。


ズームアップ。


この分岐は左へ。


鬼ノ鼻山にこんな道があることを知っている人は少ない。


所々に雪が残っている。


舗装された林道に出るが、


すぐに林道は終点となり、そこから先は再び土道となる。


この道には、所々にベンチもある。


サザンカも咲いている。


ムクゲはこんな感じだったけど、


アセビは春が近いことを感じさせた。


日曜日だが、この道を歩く人は皆無に等しい。
何度も歩いている道だが、この道で人に出会ったことはない。


ここから左へ登って行く。


分岐点には、「弁財さんの道」と書かれた道標がある。


杉の植林帯を抜けると、


鬼ノ鼻山と聖岳を結ぶ縦走路に出る。


鬼ノ鼻山方面に歩き出す。


鬼の石像のある丘に出る。


石像の下に岩のテラスがあって、ここが私のお気に入りの場所。


聖岳への縦走路や、


白石平野の展望を楽しんだ。


ここから鬼ノ鼻山山頂へは、すぐ。




今日は、カカポくんと登ってきた。


山頂は風が強く、すぐに下山開始。
途中、激しく雪が降ってきた。


久しぶりの山歩きだったが、
「冬の散歩道」を軽快に歩くことができた。
感謝。

冬の散歩道(サイモン&ガーファンクル) Hazy Shade of Winter

この記事についてブログを書く
« 映画『渾身 KON-SHIN』 ……私... | トップ | 映画『ふがいない僕は空を見... »