一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

小雨降る「作礼山」 ……雨に濡れたマルバスミレやサツマイナモリを楽しむ……

2019年04月11日 | 作礼山


4月10日(水)
午前中に用事を済ませ、
午後になって、作礼山へ向かった。
今日の天気は、「雨のち曇り」。
下界は、朝は雨が降っていたが、昼前から雨は止んでいた。
だが、麓から見る作礼山は、雲に覆われていた。

中腹の集落にいる猫たちに御挨拶。


9合目登山口に着くと、
小雨が降っており、風も強かった。
当然のことながら車は一台もなく、静かな山歩きが楽しめそうだ。
(下山するまで誰にも会わなかった)


東峰への直登ルートを登って行く。


水滴をつけたツクシショウジョウバカマが美しかった。


東展望岩に着くも、ガスっていてまったく見えず。


展望を諦め、東峰へ向かう。


スミレや、


コケ植物を愛でながら歩いて行く。


いったん下り、登り返すと、


東峰に到着。
だが、これまた当然のことながら、まったく展望はなし。


西峰に行くのは諦めて、
幻想的な雰囲気の森を彷徨う。


ミヤマシキミの花が咲いていた。


いいね~


ジュンサイ池に降りてみる。


こちらも幻想的。


みどり池の傍らにツクシショウジョウバカマの群生地があるのだが、
こちらの花はすでに終盤を迎えていた。


雨に濡れて、水滴でコーティングされた花は、
再び輝きを取り戻したかのよう……


十分、楽しめる。




みどり池の水面に、倒木の影が怪しい雰囲気を作りだす。


こちらも、下半分は水面に映った影なのだ。


これから、散歩道へ。
作礼山のオオキツネノカミソリの葉も順調に育っていた。


夏が楽しみ。


サツマイナモリの花が咲いていた。


カワイイ。


意外な場所で、コチャルメルソウを見つける。


ユニークな形。


ヒメオドリコソウは群生していた。


キランソウや、


シャガも、たくさん咲いていた。


キツネノボタンも咲き始めていた。


おっ、マルバスミレだ。


丸い葉と、白い花が好もしい。


逢えて嬉しい。


レンゲ畑では、白レンゲも見つけることができた。


帰りに、再び、猫たちに御挨拶。
今日も一日の王になれました~

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